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[全般] タブ ([エミュレータのプロパティ] ダイアログ ボックス)

更新 : 2007 年 11 月

このタブを使用して、エミュレータ自体のプロパティ (読み込むカーネル イメージなど) を設定します。

このタブが含まれるダイアログ ボックスの表示方法は、インストールされているエミュレータによって異なります。詳細については、「方法 : プロパティ設定を変更する」を参照してください。

  • [OS イメージ名]
    カーネル イメージの名前を指定します。

    省略記号ボタンをクリックすると、.bin または .nb0 (OS ROM イメージ) ファイルを選択できるファイル ダイアログ ボックスが表示されます。

    既にエミュレータが起動している場合、このフィールドは読み取り専用です。イメージ ファイルを変更するには、エミュレータを再起動する必要があります。

    d97zb80t.alert_security(ja-jp,VS.90).gifセキュリティに関するメモ :

    保存状態ファイルを信頼関係のないソースから使用すると、セキュリティ上のリスクが伴う場合があります。

  • [ROM イメージ アドレスの指定]
    ROM イメージ内部の実行を開始する場所の 16 進アドレスを指定します。この機能は、カスタム イメージを使用する場合に便利です。

    アドレスを変更した場合は、その変更を反映させるためにエミュレータを再起動する必要があります。

  • [RAM のサイズを指定する]
    メモリのサイズをメガバイト単位で設定します。既定値は 64 MB です。

    RAM サイズを変更した場合は、その変更を反映させるためにエミュレータを再起動する必要があります。

  • [フラッシュ メモリ ファイル]
    (実行時は読み取り専用)。保存された NAND フラッシュのイメージが含まれているファイルを指定します。ファイルが存在しない場合は、フラッシュが空のイメージで初期化されます。エミュレータの [フラッシュ] メニューの [上書き保存] を使用して、NAND フラッシュの状態を保存できます。

    同じフラッシュ ファイルを複数の OS イメージで使用できます。

    NAND フラッシュの状態を初期化できるのは、コールド ブートからだけです。つまり、保存された状態ファイルの内部には、NAND フラッシュの現在の状態が格納されています。

    d97zb80t.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    すべての SDK で NAND フラッシュがサポートされるわけではありません。NAND フラッシュがサポートされていない場合は、[フラッシュ] メニューの [上書き保存] メニュー項目は利用できません。

  • [ホスト キー]
    ホスト オペレーティング システムに送信するために使用する同時押下キー (Alt + Tab キーなど) を指定します。

  • [FuncKey]
    これは、通常は、値 193 の特別なスイッチです。値 193 により、キーボードのファンクション キー (F1、F2 など) がデバイス エミュレーターのソフト キーに割り当てられます。

  • [共有フォルダ]
    共有フォルダとしてマウントするディレクトリを指定します。

参照

参照

[表示] タブ ([エミュレータのプロパティ] ダイアログ ボックス)

[ネットワーク] タブ ([エミュレータのプロパティ] ダイアログ ボックス)

[周辺機器] タブ ([エミュレータのプロパティ] ダイアログ ボックス)

その他の技術情報

デバイス エミュレータのユーザー インターフェイス リファレンス