[全般] タブ ([エミュレータのプロパティ] ダイアログ ボックス)
更新 : 2007 年 11 月
このタブを使用して、エミュレータ自体のプロパティ (読み込むカーネル イメージなど) を設定します。
このタブが含まれるダイアログ ボックスの表示方法は、インストールされているエミュレータによって異なります。詳細については、「方法 : プロパティ設定を変更する」を参照してください。
[OS イメージ名]
カーネル イメージの名前を指定します。省略記号ボタンをクリックすると、.bin または .nb0 (OS ROM イメージ) ファイルを選択できるファイル ダイアログ ボックスが表示されます。
既にエミュレータが起動している場合、このフィールドは読み取り専用です。イメージ ファイルを変更するには、エミュレータを再起動する必要があります。
セキュリティに関するメモ : 保存状態ファイルを信頼関係のないソースから使用すると、セキュリティ上のリスクが伴う場合があります。
[ROM イメージ アドレスの指定]
ROM イメージ内部の実行を開始する場所の 16 進アドレスを指定します。この機能は、カスタム イメージを使用する場合に便利です。アドレスを変更した場合は、その変更を反映させるためにエミュレータを再起動する必要があります。
[RAM のサイズを指定する]
メモリのサイズをメガバイト単位で設定します。既定値は 64 MB です。RAM サイズを変更した場合は、その変更を反映させるためにエミュレータを再起動する必要があります。
[フラッシュ メモリ ファイル]
(実行時は読み取り専用)。保存された NAND フラッシュのイメージが含まれているファイルを指定します。ファイルが存在しない場合は、フラッシュが空のイメージで初期化されます。エミュレータの [フラッシュ] メニューの [上書き保存] を使用して、NAND フラッシュの状態を保存できます。同じフラッシュ ファイルを複数の OS イメージで使用できます。
NAND フラッシュの状態を初期化できるのは、コールド ブートからだけです。つまり、保存された状態ファイルの内部には、NAND フラッシュの現在の状態が格納されています。
メモ : すべての SDK で NAND フラッシュがサポートされるわけではありません。NAND フラッシュがサポートされていない場合は、[フラッシュ] メニューの [上書き保存] メニュー項目は利用できません。
[ホスト キー]
ホスト オペレーティング システムに送信するために使用する同時押下キー (Alt + Tab キーなど) を指定します。[FuncKey]
これは、通常は、値 193 の特別なスイッチです。値 193 により、キーボードのファンクション キー (F1、F2 など) がデバイス エミュレーターのソフト キーに割り当てられます。[共有フォルダ]
共有フォルダとしてマウントするディレクトリを指定します。
参照
参照
[表示] タブ ([エミュレータのプロパティ] ダイアログ ボックス)
[ネットワーク] タブ ([エミュレータのプロパティ] ダイアログ ボックス)
[周辺機器] タブ ([エミュレータのプロパティ] ダイアログ ボックス)