データベースシステムをモデル化する

[アーティクル]
06/15/2015

ビジネスデータカタログは、データベースおよび Web サービスからデータを表示するための組み込みの機能です。つまり、ビジネスデータカタログを使用して SAP、Siebel、またはその他の line-of-business (LOB) アプリケーションのデータを Web サービスまたはデータベースを介して表示できます。

ビジネスデータカタログを使用したデータベースシステムとのやり取りは簡単です。

データベーステーブルを使用してシステムをモデリングします。テーブルの構造は通常単純なものです。
エンティティの識別子となるプライマリキーを決定します。
エンティティのリレーションシップに基づいて関連付けを決定します。

ビジネスデータカタログ : 概要とアーキテクチャ

ビジネスデータカタログを初めて使用する場合は、まず以下のトピックをお読みください。

ビジネスデータカタログ : 概要
コードを記述することなく、Office SharePoint Server 2007 でバックエンドサーバーアプリケーションのビジネスデータを表示できるようにする、この新しいビジネス統合機能について説明します。
ビジネスデータカタログ : アーキテクチャ
ビジネスデータカタログは、メタデータリポジトリとオブジェクトモデルで構成され、さまざまなビジネスアプリケーションに含まれるビジネスロジックに対し、統合された簡単な方法での操作の起動、および一貫したオブジェクト指向のプログラミングインターフェイスを提供します。
ビジネスデータカタログ : ロールと展開のライフサイクル
Office SharePoint Server 2007 環境にビジネスデータソリューションを作成して展開するためには、ビジネスアナリスト、メタデータ作成者、管理者、および開発者の 4 種類のロールが必要です。
ビジネスデータカタログ : 開発のシナリオ
ビジネスデータカタログを使用したメタデータの作成およびカスタムアプリケーションの構築に関する開発シナリオを記載します。

Microsoft Business Data Catalog Definition Editor

Microsoft Business Data Catalog Definition Editor は、ビジネスデータカタログのアプリケーションの定義ファイルを記述する上で役に立ちます。このツールは定義ファイル用の XML を自動生成するため、XML エディタで手動で作成する必要はありません。このツールは、Microsoft Office SharePoint Server 2007 SDK に含まれています。

このツールを使用してデータベースシステムのメタデータを作成する方法の詳細については、「Business Data Catalog Definition Editor を使用してデータベース接続を作成する」を参照してください。