BindToStream メソッド

処理される項目をデータ ストリームにバインドし、そのストリームのポインタをフィルタ デーモンに返します。

HRESULT BindToStream(
IStream **ppStream
);

Parameters

ppStream

[出力] コンテンツ アイテムのコンテンツを含む Stream オブジェクトへのポインタのアドレス。

Return Value

成功した場合は S_OK を、それ以外の場合はエラー値を返します。Microsoft Office SharePoint Server 2007 でのエンタープライズ検索 によって返されるエラー メッセージについては、「プロトコル ハンドラのエラー メッセージ」を参照してください。

Remarks

フィルタ デーモンがアイテムの有用な情報を取得するには、すべてのプロトコル ハンドラが次のいずれかの IUrlAccessor メソッドを実装する必要があります。

.

このメソッドは、一時ファイルを作成するので、ファイルへの直接アクセスよりも効率が悪くなります。ファイルへの直接アクセスを使用できる場合は、GetFileName メソッドと BindToFilter メソッドを実装します。

プロトコル ハンドラは、IURLAccessor インターフェイスの BindToFilter メソッドまたは BindToStream メソッドのどちらか、または両方を実装できます。たとえば、プロトコル ハンドラは、コンテンツ ソース内のアイテムに関連付けられたメタデータ用の BindToFilter メソッドを使用でき、BindToStream メソッドを使用して、アイテムの実際のコンテンツを取得できます。

See Also

概念

プロトコル ハンドラの参照情報

IUrlAccessor インターフェイス

エンタープライズ検索プロトコル ハンドラ