初期化変数

ここでは、編集によってカスタマイズできる Visual SourceSafe の初期化変数について説明します。

このセクションの内容

  • Append_EOL 初期化変数
    すべてのテキスト ファイルが行末文字で終わる必要がある場合は「Yes」、テキスト ファイルに行末文字が必要でない場合は「No」(既定値) を指定します。
  • CheckExternalWebLinks 初期化変数
    「Yes」(既定値) を指定すると、Web 上の外部リンクがチェックされます。「No」を指定すると、リンクはチェックされません。
  • CheckFileURLs 初期化変数
    「Yes」を指定するとハイパーリンクの URL がチェックされます。「No」(既定値) を指定すると URL はチェックされません。
  • Checkout_LocalVer_Default 初期化変数
    チェックアウト コマンドでローカル バージョンのファイルを取得する場合は「True」を指定します。「False」(既定値) を指定すると、データベース バージョンのファイルが取得されます。
  • Checkout_LocalVer_Disabled 初期化変数
    「True」(既定値) を指定すると、ローカル ファイルのチェックアウトが無効になり、常にファイルのデータベース コピーを取得するように Visual SourceSafe が設定されます。
  • Cloak 初期化変数
    取得やチェックインのような再帰的コマンドからプロジェクトを保護、つまり "覆い隠す" には、「Yes」を指定します。
  • Comment_Editor_Prompt 初期化変数
    エディタ プログラムを使用してコメントを入力するときにプロンプトを表示するには「Yes」(既定値) を指定します。プロンプトを表示しない場合は「No」を指定します。
  • Comment_Template 初期化変数
    Visual SourceSafe エクスプローラまたはコメントのエディタ プログラムで、コメント用に作成するテンプレート ファイルを設定します。
  • Compare 初期化変数
    取得またはチェックアウトの操作中に、ファイルの比較に使用する方法を指定します。
  • CP_OnSelection 初期化変数
    Visual SourceSafe エクスプローラで選択したプロジェクトを自動的にカレント プロジェクトに設定するには「Yes」を指定します。
  • Data_Path 初期化変数
    Visual SourceSafe がバージョン情報の保持に使用するデータ フォルダへのパスを設定します。
  • Database_Name 初期化変数
    Visual SourceSafe エクスプローラのタイトル バーに表示される現在の Visual SourceSafe データベースの表示名を指定します。
  • Delete_Local 初期化値
    ファイルの追加やチェックアウトの取り消しなどのコマンドを処理するときに、Visual SourceSafe でローカル ファイルを削除するには、「Yes」を指定します。
  • Deploy_Path 初期化変数
    Visual SourceSafe エクスプローラの Web メニューで [配置] コマンドをクリックしたときに、ファイルのコピー先となる場所を指定します。
  • Deploy_Proxy 初期化変数
    Visual SourceSafe が外部の FTP サイトにアクセスするときに使用するプロキシ サーバーの名前を指定します。
  • DoubleClick_File 初期化変数
    Visual SourceSafe エクスプローラまたはプラグインでファイル名をダブルクリックしたときの既定の動作を指定します。
  • Editor 初期化変数
    ファイルの表示と編集に使用するエディタ プログラムを指定します。
  • EOL 初期化変数
    Visual SourceSafe がテキスト ファイルを取得またはチェックアウトするときに使用する行末文字を設定します。
  • Expand_Keywords_Locally 初期化変数
    作業フォルダでキーワード展開を有効にする場合は「Yes」を指定します。この機能を無効にする場合は「No」を指定します。
  • File_Types 初期化変数
    Visual SourceSafe で使用するいくつかのダイアログ ボックスで選択対象として一覧表示されるファイルの種類を指定します。
  • FileTypeEx 初期化変数
    自動的にデータベース ファイルの種類を検出するか、特定の設定に基づいてファイルの種類を割り当てるかを設定します。
  • Force_Dir 初期化変数
    プロジェクトの作業フォルダを指定する以外の目的で、Dir 初期化変数をカスタマイズするには、「Yes」(既定値) を指定します。
  • Force_Prj 初期化変数
    コマンドの実行前に、カレント プロジェクトを現在のフォルダに基づいて自動的に設定します。
  • History_Include_Files 初期化変数
    プロジェクトの履歴レポートにファイルを自動的に含めるには「Yes」を指定し、ファイルをレポートから除外するには「No」を指定します。
  • IMG_File 初期化変数
    Web プロジェクトからサイト マップを生成する場合、ファイルを表すために使用するグラフィック ファイルを指定します。
  • IMG_Folder 初期化変数
    Web プロジェクトからサイト マップを生成する場合、フォルダを表すために使用するグラフィック ファイルを指定します。
  • Journal_File 初期化変数
    Visual SourceSafe で保存されたデータを変更したコマンドをすべて記録するためのログ用のファイルを指定します。
  • Keep_Checkedout 初期化変数
    ファイルをチェックイン、またはデータベースに追加した後でも、ファイルをローカルにチェックアウトしたままにする場合は、「Yes」を指定します。
  • Keyword_Masks 初期化変数
    チェックインおよびファイルの追加コマンドでキーワード展開を使用するファイルを指定します。
  • Lowercase_Files 初期化変数
    データベースに追加されたファイルの名前を小文字で表示するには「Yes」を指定します。ファイルが追加されたときの状態で名前を表示するには「No」を指定します。
  • Mark_Merges 初期化変数
    コンフリクトしていない部分も含めて、マージの処理中に検出されたすべての変更箇所をマークするには「Yes」を指定します。
  • Multiple_Checkouts 初期化変数
    複数のユーザーが同時に同じファイルをチェックアウトし、後からマージするようにデータベースを構成するには、「Yes」を指定します。
  • Output 初期化変数
    Visual SourceSafe のコマンド ラインで、-O オプションを使用するコマンドの出力先を指定します。
  • OutputWindow 初期化変数
    Visual SourceSafe エクスプローラの結果ペインに各種コマンドの実行結果を表示するには、「Yes」を指定します。
  • Reconcile_Project 初期化変数
    相違点の表示コマンドで生成されたプロジェクトの相違点を調整するときの既定の動作を指定します。
  • Recursive 初期化変数
    Visual SourceSafe のコマンドで再帰的な処理を既定として行う場合には「Yes」を指定します。再帰的な処理を既定では無効にする場合は「No」を指定します。
  • Refresh_Display 初期化変数
    Visual SourceSafe のファイル ペインのファイル リストを自動的に更新してユーザーによる変更を反映させるには、「Yes」(既定値) を指定します。
  • Reuse_Comment 初期化変数
    コメントの入力が要求されたときに、最後に入力したコメントを表示する場合は「Yes」を指定します。新しいコメントを入力できるようにするには「No」を指定します。
  • Save_Settings 初期化変数
    Visual SourceSafe のセッションが終了しても、相違点の表示コマンドの設定を保存しておくには、「Yes」を指定します。
  • SetTime 初期化変数
    Get の処理時に、ローカル ファイルのコピーに割り当てられる日付と時刻を制御します。
  • Shadow_ReadOnly 初期化変数
    シャドウ フォルダ内のファイルを読み取り専用にする場合は、「Yes」を指定します。読み取りおよび書き込みができるようにする場合は、「No」を指定します。
  • Shadow_SetTime 初期化変数
    シャドウ フォルダ内のファイルに指定する日付と時刻のタイム スタンプを指定します。
  • Sitemap 初期化変数
    Web プロジェクトのサイト マップを記載した HTML ファイルのある場所を指定します。
  • Skip 初期化変数
    メニューで、[取得] などのコマンドをクリックしたときに、このコマンドに関連のあるダイアログ ボックスを表示する場合は、「Yes」を指定します。
  • Smart_Mode 初期化変数
    Visual SourceSafe のスマート モード機能を有効にする場合は「Yes」、無効にする場合は「No」を指定します。
  • Status_Bar 初期化変数
    Visual SourceSafe エクスプローラのステータス バーを表示する場合は「Yes」、表示しない場合は「No」を指定します。
  • Store_Deltas 初期化変数
    ファイルのバージョン間のすべての変更箇所を保存する場合は「Yes」(既定値) を指定します。変更情報を保存しない場合は「No」を指定します。
  • Toolbar 初期化変数
    Visual SourceSafe エクスプローラのツール バーを表示する場合は「Yes」、表示しない場合は「No」を指定します。
  • Tooltips 初期化変数
    マウス ポインタをツール バーのボタン上にドラッグしたときにツール ヒントの表示を有効にする場合は「Yes」、無効にする場合は「No」を指定します。
  • Use_Network_Name 初期化変数
    Visual SourceSafe のログイン名を Windows のネットワーク ログイン情報から取得し、ログイン名が一致した場合に自動的にログインするには「Yes」を指定します。
  • Use_ReadOnly 初期化変数
    作業フォルダ内のチェックアウトされていないすべてのファイルを読み取り専用に設定するには「Yes」(既定値) を指定します。ファイルの属性を現状のままにするには「No」を指定します。
  • Users_Txt 初期化変数
    Users.txt ファイルのある場所を指定します。このファイルは Visual SourceSafe データベースのすべてのユーザーの Ss.ini ファイルの場所を保存するために使用されます。
  • Virtual_Root 初期化変数
    特定の Web プロジェクトにある URL へのハイパーリンクについて、インターネット インフォメーション サービス (IIS: Internet Information Services) でサポートされている仮想ルートを設定します。
  • Visual_Merge 初期化変数
    ファイルをマージするときにビジュアル マージを使用する場合は「Yes」、使用しない場合は「No」を指定します。
  • 警告の初期化変数
    誤ってデータが失われたり削除されたりする可能性のある特定のコマンドの操作前に、警告を表示する場合は「Yes」(既定値) を指定します。

参照

その他の技術情報

コマンド ライン リファレンス
Visual SourceSafe の保守と最適化