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COleCurrency クラス

更新 : 2007 年 11 月

OLE オートメーションで使用される CURRENCY データ型がカプセル化されています。

class COleCurrency

解説

COleCurrency には、基本クラスはありません。

CURRENCY は、8 バイトで、10,000 でスケールされた 2 の補数形式の整数値として実装されます。これにより、整数部 15 桁、小数部 4 桁の固定小数点数が指定されます。CURRENCY データ型は、通貨に関連する計算、または精度が重要となる固定小数点数の計算に大変役立ちます。このデータ型は、OLE オートメーションの VARIANT データ型で使用できる型の 1 つです。

COleCurrency は、固定小数点型のためのいくつかの基本的な算術演算も実装します。サポートされる演算は、固定小数点数の計算中に丸め誤差を制御する目的で選択されています。

詳細については、Windows SDK の「CURRENCY」と「VARIANT」を参照してください。

必要条件

ヘッダー : afxdisp.h

参照

参照

階層図

COleVariant クラス

その他の技術情報

COleCurrency のメンバ