<proxy> 要素 (ネットワーク設定)
更新 : 2007 年 11 月
プロキシ サーバーを定義します。
<configuration> 要素
<system.Net> 要素 (ネットワーク設定)
<defaultProxy> 要素 (ネットワーク設定)
<proxy> 要素 (ネットワーク設定)
<proxy
autoDetect="true|false|unspecified"
bypassonlocal="true|false|unspecified"
proxyaddress="uriString"
scriptLocation="uriString"
usesystemdefault="true|false|unspecified "
/>
属性と要素
以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。
属性
属性 |
説明 |
---|---|
autoDetect |
プロキシを自動的に検出するかどうかを指定します。既定値は、unspecified です。 |
bypassonlocal |
ローカル リソースの場合に、プロキシがバイパスされるかどうかを指定します。ローカル リソースには、ローカル サーバー (https://localhost、https://loopback、または http://127.0.0.1) やピリオドのない URI (http://webserver) が含まれます。既定値は、unspecified です。 |
proxyaddress |
使用するプロキシ URI を指定します。 |
scriptLocation |
構成スクリプトの場所を指定します。 |
usesystemdefault |
Internet Explorer のプロキシ設定を使用するかどうかを指定します。true に設定されている場合、後続の属性は Internet Explorer のプロキシ設定をオーバーライドします。既定値は、unspecified です。 |
子要素
なし。
親要素
要素 |
説明 |
---|---|
ハイパーテキスト転送プロトコル (HTTP: Hypertext Transfer Protocol) プロキシ サーバーを構成します。 |
解説
proxy 要素は、アプリケーションのプロキシ サーバーを定義します。この要素が構成ファイルで見つからない場合、.NET Framework では、Internet Explorer のプロキシ設定が使用されます。
proxyaddress 属性の値は、整形式 URI (Uniform Resource Indicator) で指定する必要があります。
scriptLocation 属性は、プロキシ構成スクリプトの自動検出を意味します。Internet Explorer で、[自動構成スクリプトを使用する] チェック ボックスがオンの場合、WebProxy クラスでは、構成スクリプト (通常は Wpad.dat ファイル) の検出が試みられます。
Version 2.0 に移行中の .NET Framework Version 1.1 アプリケーションの場合は、usesystemdefault 属性を使用してください。
構成ファイル
この要素は、アプリケーション構成ファイルまたはマシン構成ファイル (Machine.config) で使用できます。
使用例
Internet Explorer プロキシの既定値を使用し、プロキシ アドレスを指定し、ローカル アクセスのプロキシをバイパスするコード例を次に示します。
<configuration>
<system.net>
<defaultProxy>
<proxy
usesystemdefault="true"
proxyaddress="http://192.168.1.10:3128"
bypassonlocal="true"
/>
</defaultProxy>
</system.net>
</configuration>