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[データ ソースの構成 - ObjectDataSource] ダイアログ ボックス

更新 : 2007 年 11 月

データ バインディングをサポートする ASP.NET Web サーバー コントロールにビジネス オブジェクトのデータを表示する場合、[データ ソースの構成 - ObjectDataSource] ダイアログ ボックスを使用してオブジェクト データ ソースを構成できます。ダイアログ ボックスのタイトルは、データ ソース コントロールの ID に応じて変更されます。

オブジェクト データ ソースは、データの取得および更新機能を備えた中間層のビジネス オブジェクトを表します。ビジネス オブジェクトに DataSet オブジェクトを返すメソッドが含まれている場合、Web サーバー コントロールによって、返されたデータを Web ページに表示し、ページ上で編集できるようになります。

ms247284.alert_security(ja-jp,VS.90).gifセキュリティに関するメモ :

アプリケーションのビジネス レイヤでユーザー入力を必ず再検証します。安全なデータを提供する呼び出しプロセスに依存しないでください。詳細については、「データ アクセスのセキュリティ保護」の「一般的なガイドライン」のセクションを参照してください。

データ バインディングをサポートする Web サーバー コントロールは次のとおりです (ただし、これらに限定されるわけではありません)。

BulletedList

DetailsView

GridView

RadioButtonList

CheckBoxList

DropDownList

ListBox

Repeater

DataList

FormView

Menu

TreeView

ASP.NET Web サーバー コントロールからこのダイアログ ボックスを表示するには

  1. Visual Web Developer で ASPX ページを開きます。

  2. デザイン ビューに切り替えます。

  3. ツールボックスから、前述のリストのコントロールのいずれかをページにドラッグします。たとえば、ツールボックスの [標準] グループから、GridView コントロールをページにドラッグします。

  4. コントロールを右クリックし、[スマート タグの表示] をクリックします。

  5. 表示されたタスク ウィンドウで、[データ ソースの選択] ドロップダウン リストの [<新しいデータ ソース...>] をクリックします。

    ms247284.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    一部のコントロールでは、[データ ソースの選択] だけをクリックできます。これをクリックしてから、[データ ソースの選択] ドロップダウン リストの [<新しいデータ ソース...>] をクリックします。

    データ ソース構成ウィザードが開きます。

  6. [アプリケーションがデータを取得する場所] の [オブジェクト] をクリックします。

  7. [データ ソースに ID を指定します] ボックスにデータ ソース ID を入力します。

    既定の ID は ObjectDataSource1 です。

  8. [OK] をクリックします。

    ObjectDataSource コントロールがページに自動的に作成され、[データ ソースの構成 - ObjectDataSource1] ウィンドウが開きます。

ObjectDataSource コントロールからこのダイアログ ボックスを直接表示するには

  1. Visual Web Developer で ASPX ページを開きます。

  2. デザイン ビューに切り替えます。

  3. ツールボックスの [データ] グループから、ObjectDataSource コントロールをページにドラッグします。

  4. タスク ウィンドウで、[データ ソースの構成] をクリックします。

    [データ ソースの構成 - ObjectDataSource1] ウィンドウが開きます。

    ObjectDataSource コントロールを設定したら、[データ ソースの選択] ドロップダウン リストまたは Web サーバー コントロールの DataSourceID プロパティでデータ ソース ID を指定することにより、上記のリストのどの Web サーバー コントロールにもバインドできます。

データ バインディングの詳細については、「ASP.NET データ アクセスの概要」またはタスクを対象とした次のトピックを参照してください。

処理手順

チュートリアル : カスタム ビジネス オブジェクトへのデータ バインディング


チュートリアル : Visual Studio データ コンポーネントによる Web ページのデータ バインディング

チュートリアル : DataList Web サーバー コントロールを使用したデータの表示および書式指定

方法 : Visual Studio でテンプレート コントロールにデータをバインドする

方法 : テンプレート コントロールにデータを連結する

UI 要素

  • [ビジネス オブジェクトの選択]
    この要素は、ウィザードの [ビジネス オブジェクトの選択] ステップで表示されます。

    データの取得または更新に使用できるビジネス オブジェクトを指定します。このドロップダウン リストは、Web サイトの Bin ディレクトリまたは App_Code ディレクトリに定義されたビジネス オブジェクトが存在する場合にのみ表示されます。Web サーバー コントロールにデータを表示するには、ビジネス オブジェクトに DataSet オブジェクトを返すメソッドが含まれている必要があります。コード例および詳細については、「チュートリアル : カスタム ビジネス オブジェクトへのデータ バインディング
」を参照してください。

参照

概念

ASP.NET のデータ バインド Web サーバー コントロールの概要

データ ソース コントロールの概要

データ アクセスのセキュリティ保護

ObjectDataSource コントロールのソース オブジェクト

データ ソース コントロールによるデータへのバインド

TreeView Web サーバー コントロールへのデータのバインディング

階層データへのバインド

データ バインド式の概要

参照

ObjectDataSource Web サーバー コントロールの概要

ObjectDataSource

その他の技術情報

ObjectDataSource Web サーバー コントロール (Visual Studio)