コードの再利用 : 作業を効率化する
更新 : 2007 年 11 月
コードを作成しなくて済むのなら、それに越したことはありません。Visual Basic では、ヘルプ トピックやサンプル アプリケーションに含まれるコードを簡単に再利用できます。
.gif "メモ") メモ : |
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Visual Basic Express Edition を使用している場合、インストール時に選択したオプションによっては、このページのヘルプ リンクの一部を利用できないことがあります。詳細については、「Visual Basic Express のトラブルシューティング」を参照してください。 |
コードのコピー
レッスンを行っている間に気付いたかもしれませんが、ヘルプ トピックのコード ブロックが紹介されているところには必ず "コードのコピー" という名前の付いたラベルがあります。ヘルプ トピック内の [コードのコピー] ラベルをクリックすると、そのブロックのコードがクリップボードにコピーされるので、それをコード エディタに入力する代わりに、直接貼り付けることが可能です。
多くのヘルプ トピックに、特定の言語の要素、プロパティ、または関数の使い方を示すコード例が紹介されています。それらのコード例が、ユーザーの要求に完全に一致するとは限りませんが、まずはコード例を自分のコードにコピーすることから始めて、変数名や参照を変更しながら各自の要件に合わせてコードを修正することができます。
サンプル アプリケーションの使用
Visual Basic 2008 には、独自のプログラムを作成するときに参考にできるサンプル アプリケーションへのリンクが含まれています。サンプル アプリケーションは、ダウンロードして Visual Basic 2008 に読み込み、変更せずに実行できる、完成したプロジェクトです。それほど有用なプログラムではないことも多いかもしれませんが、便利なコードを多く含むプログラムも少なくありません。
たとえば、Game サンプル アプリケーションは、GDI+ グラフィックス、タイマ機能、ユーザー構成、およびハイ スコア保存の機能を備えた、Windows フォームの簡単なゲームを紹介しています。独自のカード ゲームを作成する場合、Game サンプルのユーザー インターフェイスのコードは、おそらくあまり役に立ちません。しかし、高得点を保存および表示するコードは非常に役に立つ可能性があるので、そのコードをそのまま作成中のプログラムにコピーして使用できます。
または、サンプル アプリケーションを出発点として利用し、各自の要件に合わせて修正および追加を行うという方法もあります。サンプルが要求に完全には一致しなくても、多くの場合、コードの作成を一から始めるよりは簡単です。詳細については、「Visual Basic Express のサンプル アプリケーション」を参照してください。
自作のコードの再利用
プログラムの作成をしばらく続けていると、同じコードをおそらく繰り返し作成することになります。たとえば、数値だけを入力できる TextBox コントロールのコードを記述することがあります。プログラムごとに同じコードを記述するのではなく、コードを一度だけ記述したら、それをツールボックスにドラッグして保存することができます。次にそのコード セグメントが必要になったときは、コード エディタにドラッグすることで、作成中のコードに挿入できます。
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ツールボックス に保存したコードが多くなると、必要なコードを探し出すのが難しくなる場合があります。コードをコード スニペットとして保存すると、Visual Basic 2008 に付属のコード スニペットとまったく同じようにアクセスできます。 |
コードの検索
Visual Basic Express Edition に含まれているコードに加え、Microsoft だけではなくその他多くのソースからコードを入手できます。コード スニペット、テンプレート、スタート キット、サンプル、およびコントロールをインターネットで検索できます。詳細については、「方法 : コード スニペットをオンラインで検索する」を参照してください。
また、ヘルプを検索して、コードを含むトピックを探すこともできます。詳細については、「方法 : サンプル コードを含むトピックを検索する」を参照してください。
次の手順
このレッスンでは、コードを自分で作成しなくても済むように、コードを見つけるためのいくつかの選択肢について説明しました。次のレッスンでは、Visual Basic Express Edition のさまざまな機能の詳細情報がどこにあるかを説明します。
次のレッスン : 「詳細解説 : より詳しい情報の参照」
参照
処理手順
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