Visual Basic Express のトラブルシューティング
更新 : 2007 年 11 月
Visual Basic Express Edition を使用するとプログラミングが簡単になりますが、アプリケーションの作成中に発生した問題は解決する必要があります。Visual Basic ガイド ツアーで学習しているとき、またはプログラムの記述に進んだときに問題が発生したら、このトピックで解決の手掛かりを得られる場合があります。
ガイド ツアーのレッスンが機能しない
ガイド ツアーのレッスンを進めるときに、プログラムが動作しないことや、意図した動作と異なることがあります。ほとんどの場合、エラーの原因は、手順を抜かしたことか、またはコードの入力ミスによるものです。
.gif "ヒント") ヒント : |
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ガイド ツアーのレッスンのコードを入力するときには、ヘルプ トピックの [コードのコピー] ボタンを使用して、コード エディタにコードを貼り付けます。その方が、自分でキー入力するより簡単で、ミスの可能性も少なくなります。 |
また、互換性に影響する変更が後から製品に加わったことが原因で、レッスンの手順またはコードが不正確になっている可能性もあります。これらのトピックのオンライン バージョンは定期的に更新されるので、同じトピックの修正バージョンをオンラインで参照できる場合もあります。
レッスンのエラーを修正するには
プログラムがきちんと動作した最後の手順に戻り、それ以降の各手順に注意深く従っていきます。
自分で入力したコードを見直し、レッスンのコードと完全に一致していることを確認します。
F5 キーを押してプログラムを実行します。
それでもプログラムが動作しない場合や、意図した動作と異なる場合は、トピックの更新バージョンが公開されていないかどうかをチェックします。詳細については、後述の「ヘルプ トピックにアクセスできない」を参照してください。
コマンドまたはオプションが見つからない
使用している設定またはエディションによっては、ダイアログ ボックスで使用可能なオプションや、メニュー コマンドの名前や位置が、ヘルプに記載されている内容と異なる場合があります。設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。詳細については、「Visual Studio の設定」を参照してください。
ヘルプ トピックにアクセスできない
Visual Basic Express Edition に含まれているヘルプ ファイルは、Visual Studio Express Edition 用の MSDN ライブラリのサブセットであり、これはさらに、完全版の MSDN オンライン ライブラリのサブセットです。インストール時には、Visual Studio Express Edition 用の MSDN ライブラリをインストールするためのオプションがありました。そのオプションを選択しなかった場合は、ここでインストールすることをお勧めします。
完全版の MSDN ライブラリまたは Visual Studio Express Edition 用の MSDN ライブラリを、MSDN Download Center Web サイトからダウンロードしてインストールすることもできます。
リンクが機能しない
Visual Studio Express Edition 用の MSDN ライブラリに含まれていないトピックへのリンクを参照しようとすると、"情報が見つかりません" というページが表示されます。この場合でも、MSDN オンライン ライブラリを検索すると、リンクの参照先のトピックにアクセスできます。
リンクが機能しない場合にトピックにアクセスするには
[ヘルプ] メニューの [検索] をクリックします。
[検索] ページが表示されます。
リンクに表示されていたテキストを検索ボックスに入力し、[検索] をクリックします。
検索が実行され、結果が表示されます。
[検索] ページの右側の [MSDN オンライン] タブをクリックします。
メモ :[MSDN オンライン] が表示されていない場合は、ヘルプ システムがオンライン アクセス用に設定されていない可能性があります。詳細については、後述の「方法 : オンライン アクセスを有効にする」を参照してください。
元のリンクのテキストに最も近いトピック タイトルをクリックします。
トピックがダウンロードされ、表示されます。
F1 キーを押しても機能しない
IDE の任意の場所で F1 キーを押すと、状況依存のヘルプが表示されます。Visual Studio Express Edition 用の MSDN ライブラリには、すべてのトピックが含まれているわけではありませんが、インターネットに接続している場合は、F1 キーを使用して完全版のライブラリのヘルプ トピックにアクセスできます。インターネットにアクセスできない場合や、オンライン ヘルプを有効にしないよう選択した場合には、一部のヘルプ トピックを F1 キーで利用できません。
ヘルプ オプションは、次の手順に従って、いつでも変更できます。
方法 : オンライン アクセスを有効にする
Visual Basic Express Edition からヘルプに初めてアクセスすると、オンライン ヘルプの設定を選択するように求められます。選択できるのは、オンライン バージョンのトピックを先に検索する、ローカルにインストールされたヘルプを先に検索して見つからない場合はオンラインを検索する、ローカルのヘルプのみを使用する、のいずれかです。
| ヒント : |
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インターネットにアクセスできる場合は、オンライン ヘルプを先にチェックするようにヘルプを設定します。これにより、新しいバージョンのトピックが用意されている場合に、トピックの検索や F1 キーから常に最新の情報を参照できるようになります。 |
ヘルプ オプションは、次の手順に従って、いつでも変更できます。
| メモ : |
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オンライン ヘルプにアクセスするには、アクティブなインターネット接続が必要です。また、プロキシ サーバーやファイアウォールを使用している場合には、MSDN オンライン ライブラリへのアクセスが可能となるように設定する必要があります。 |
オンライン アクセスを有効にするには
Visual Basic をまだ開いていない場合は、Windows の [スタート] メニューから開きます。
[ツール] メニューの [オプション] をクリックします。
[オプション] ダイアログ ボックスで、[すべての設定を表示] チェック ボックスをオンにします。
[環境] の下の [ヘルプ] を展開し、[オンライン] をクリックします。
[ヘルプ コンテンツを読み込むとき] ボックスで、[最初にオンライン、次にローカルで実行] または [最初にローカル、次にオンラインで実行] をクリックします。
これでオンライン ヘルプにアクセスできます。
メモ :ローカル トピックのリンクをクリックしても、そのオンライン バージョンに自動的に接続されるわけではありません。"情報が見つかりません" ページが表示された場合は、トピック タイトルを検索してトピックのオンライン バージョンを取得できます。
データベースに変更内容が反映されない
ローカル データベース ファイルは、プロジェクトのファイルとして含めることができます。初めてアプリケーションをローカル データベース ファイルに接続するときに、データベースのコピーをプロジェクトに作成するか、現在の場所にある既存のデータベース ファイルに接続するかを選択できます。
データベースのコピーを作成するように選択した場合、ファイル設定によっては、プロジェクトを実行するたびにデータベースの新しいコピーが作成され、変更を格納したバージョンが上書きされている可能性があります。詳細については、「方法 : プロジェクトでローカル データ ファイルを管理する」を参照してください。
参照
処理手順
Visual Studio におけるデータ アクセスのトラブルシューティング