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方法 : デバイス プロジェクトで証明書をインポートおよび適用する

更新 : 2007 年 11 月

[証明書の選択] ダイアログ ボックスは、デバイス プロジェクトに署名するための中心ポータルです。次の手順で説明するように、このダイアログ ボックスから、[証明書の管理] ダイアログ ボックスと証明書のインポート ウィザードを使用できます。

ms228840.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

お使いのマシンで、Visual Studio ユーザー インターフェイスの一部の要素の名前や場所が、次の手順とは異なる場合があります。これらの要素は、使用している Visual Studio のエディションや独自の設定によって決まります。詳細については、「Visual Studio の設定」を参照してください。

[証明書の選択] ダイアログ ボックスを表示する

[証明書の選択] ダイアログ ボックスへのアクセス方法は、署名対象のプロジェクトの種類によって異なります。

[証明書の選択] ダイアログ ボックスを表示するには

  1. ソリューション エクスプローラで、<プロジェクト名>を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  2. 続いて、次のいずれかの手順を使用します。

    • Visual Basic プロジェクトおよび Visual C# プロジェクトでは、プロジェクト デザイナで [デバイス] をクリックして [Authenticode で署名] を選択します。次に、[証明書の選択] をクリックします。

    • Visual C++ プロジェクトでは、[Authenticode 署名をする] を選択してから [証明書] プロパティ行にある [...] ボタンをクリックします。

    • スマート デバイス CAB プロジェクトでは、[Authenticode 署名をする] を選択してから [ストアから選択] をクリックします。

デバイス プロジェクトの証明書を選択する

上に示した手順に従って [証明書の選択] ダイアログ ボックスを表示した後は、目的の証明書を選択できます。

[証明書の選択] ダイアログ ボックスを使用してプロジェクトの証明書を選択するには

  • プロジェクトに使用する証明書が [証明書の選択] ダイアログ ボックスに表示されている場合は、その証明書を選択して [OK] をクリックします。

    プロジェクトのビルド時に、その証明書を使用してプロジェクトが署名されます。

  • プロジェクトに使用する証明書が [証明書の選択] ダイアログ ボックスに表示されていない場合は、証明書のインポート ウィザードを使用して証明書をインポートできます。

デバイス プロジェクトの証明書をインポートする

Visual Studio に用意されているテスト証明書をインポートし、プロジェクトにそれらの証明書を適用することで、[証明書の選択] ダイアログ ボックスを設定する方法を次の手順に示します。この手順は、他の証明書を適用する場合も同じです。

Visual Studio には、プロジェクトに適用する証明書をインポートするタスクのユーザー インターフェイス要素として、次の 3 つがあります。

  • [証明書の選択] ダイアログ ボックス。現在のプロジェクトに適用する証明書を指定します。

  • [証明書の管理] ダイアログ ボックス。開発用コンピュータ上で使用できる証明書ファイルを一覧表示します。

  • 証明書のインポート ウィザード。証明書ファイルを選択し、それを格納する場所を指定できます。

証明書のインポート ウィザードを使用してテスト証明書をインポートするには

  1. [証明書の選択] ダイアログ ボックスで、[証明書の管理] をクリックします。

    [証明書の管理] ダイアログ ボックスに、開発用コンピュータに格納されている証明書の一覧が表示されます。

  2. [インポート] をクリックして、証明書のインポート ウィザードを開きます。

  3. [次へ] をクリックして、ウィザードの [インポートする証明書ファイル] ページを開きます。

  4. [参照] をクリックし、Visual Studio の [TestCertificates] フォルダに移動します。

    既定では、このフォルダは drive:\Program Files\Microsoft Visual Studio 9.0\SmartDevices\SDK\SDKTools にあります。

  5. [ファイルの種類] の選択を、[すべてのファイル (*.*)] に変更し、TestCert_Privileged.pfx または TestCert_Unprivileged.pfx を選択し、[開く] をクリックします。

  6. ウィザードの [インポートする証明書ファイル] ページで、[次へ] をクリックして [パスワード] ページを開きます。

    [Passwod] ボックスは空欄のままにしておきます。これらのテスト証明書にはパスワードは設定されていません。

  7. [次へ] をクリックして [証明書ストア] ページを開きます。[証明書ストア] ボックスで [Personal] が選択されていることを確認します。

  8. [次へ] をクリックして完了ページを表示します。次に、[完了] をクリックします。

    "正常に読み込まれました" というメッセージが表示されます。

  9. [OK] をクリックしてこのメッセージ ボックスを閉じます。

    [証明書の管理] ダイアログ ボックスの一覧に、インポートした証明書が表示されます。[閉じる] をクリックし、[証明書の選択] ダイアログ ボックスに戻ります。

  10. 必要な証明書をクリックし、[OK] をクリックします。

    最初のプロパティ ページに証明書が表示されます。

参照

処理手順

方法 : Visual Basic アプリケーションまたは Visual C# アプリケーションに署名する (デバイス)

方法 : Visual Basic アセンブリまたは Visual C# アセンブリに署名する (デバイス)

方法 : Visual C++ プロジェクトでプロジェクトの出力に署名する (デバイス)

方法 : CAB ファイルに署名する (デバイス)

方法 : デバイスに SQL Server Compact 3.5 をインストールする

その他の技術情報

デバイス プロジェクトにおけるセキュリティ