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Crystal Reports for Visual Studio への移行

既存の Crystal Reports .NET プロジェクトやレポート ファイルを、前のバージョンから最新バージョンの Crystal Reports for Visual Studio に移行できます。この後に掲載されているチャートでは、Crystal Reports for Visual Studio でプロジェクトおよびレポートを移行する場合の問題について説明しています。

移行は自動的に行われますか。

はい。前のバージョンのプロジェクトや RPT ファイルを新しいソフトウェアで開くと、プロジェクトやファイルは自動的に変換されて、新しいバージョンとの互換性が確保されます。

移行方法

Crystal Reports for Visual Studio は、以前のバージョンのプロジェクトを最新バージョンに自動的にアップグレードします。古いバージョンの Crystal Reports で作成されたプロジェクトを移行するための ProjectMigrator.exe は不要になりました。プロジェクトが古いコンポーネントを参照している場合は、ユーザーにアップグレードするよう要求します。

[はい]ボタンをクリックすると、プロジェクトとそのファイルは現在のバージョンの Crystal Reports にアップグレードされます。[いいえ]ボタンをクリックすると、プロジェクトは元の参照を使用するように調整されます。この場合、古いコンポーネントに備えられていない特定の機能は使用できなくなります。

Note

プロジェクト ファイル(Crystal Reports のコンポーネントを持つ ASPX ファイル、または web.config ファイル)がロックされている場合、アップグレードまたは修正は失敗します。

ServerFileReportService.asmx または EnterpriseReportService.asmx を以前のバージョンのアプリケーションで使用していた場合には、最新バージョンの Web サービスを使用するために、Web サービス仮想ディレクトリをアップグレードする必要があります。その後で、アップグレードした Web サービスを指定するように、クライアント アプリケーションの WebServiceUrl プロパティを変更します。

プロジェクトの移行に関する問題

Crystal Reports for Visual Studio 2005 では、CrystalReportViewer.UseBrowserLocale プロパティは web.config ファイルの XML ノードに再配置されました。UseBrowserLocale 設定を True に設定する場合には、このエントリを web.config ファイルに追加します。

Note

前のバージョンの Crystal Reports に影響を与える移行関連の問題については、「Crystal Reports for Visual Studio で移行する場合の問題」または「Crystal Reports Developer エディションで移行する場合の問題」を参照してください。

実行中の Crystal Reports のバージョンを判別するには、「Crystal Reports バージョン」を参照してください。

関連項目