NSSnapshotProviders (Transact-SQL)
Microsoft SQL Server Notification Services のインスタンスに関するイベント プロバイダのスナップショット レポートを生成します。このレポートには、インスタンスで使用されている各イベント プロバイダに関する情報が表示されます。
構文
[ schema_name . ] NSSnapshotProviders
結果セット
| 列名 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
ApplicationName |
nvarchar(255) |
アプリケーションの名前。 |
ApplicationActivationState |
nvarchar(255) |
アプリケーションのアクティブ状態。有効または無効のいずれかです。 |
ProviderName |
nvarchar(255) |
アプリケーションが使用するイベント プロバイダの名前。 |
ProviderActivationState |
nvarchar(255) |
イベント プロバイダのアクティブ状態。有効、有効保留、無効、無効保留のいずれかです。 |
SystemName |
nvarchar(255) |
イベント プロバイダを実行しているコンピュータ システムの名前。 |
LastEventClassCollected |
nvarchar(255) |
イベント プロバイダの最後のイベント バッチを収集したイベント クラスの名前。 |
LastTimeEventBatchCollected |
datetime |
イベント プロバイダが最後のイベント バッチを収集した日時。 |
SecondsSinceEventBatchCollected |
int |
イベント プロバイダの最後のイベント バッチが収集されてから経過した時間 (秒単位)。 |
NumberOfEventsInLastEventBatch |
bigint |
最後のイベント バッチで収集されたイベントの数。 |
解説
Notification Services でインスタンスを作成すると、インスタンス データベース内に NSSnapshotProviders ストアド プロシージャが作成されます。インスタンスを更新すると、Notification Services ではストアド プロシージャが再コンパイルされます。
このストアド プロシージャは、インスタンス構成ファイル (ICF) の要素 SchemaName で指定される、インスタンス スキーマ内に格納されます。スキーマ名が指定されない場合、既定のスキーマ dbo が使用されます。
結果セットは、まず ApplicationName の値で並べ替えられ、次に ProviderName の値で並べ替えられます。
権限
既定では、NSAnalysis データベース ロール、db_owner 固定データベース ロール、および sysadmin 固定サーバー ロールのメンバに実行権限が与えられています。
戻り値
0 (成功) または 1 (失敗)
例
次の例では、インスタンスがホストしているすべてのアプリケーションを対象に、プロバイダのスナップショット レポートを生成します。この例では、ICF の要素 SchemaName で指定された FlightInstance スキーマ内に、ストアド プロシージャと他のすべてのインスタンス オブジェクトが格納されています。
EXEC StockInstance.NSSnapshotProviders;
参照
関連項目
Notification Services ストアド プロシージャ (Transact-SQL)
その他の技術情報
Notification Services パフォーマンス レポート
SchemaName 要素 (ICF)