多階層データベース アプリケーションのデバッグ

このトピックの内容は、次の製品に該当します。

Visual Studio Ultimate

Visual Studio Premium

Visual Studio Professional

Visual Studio Express

ms165059.DoesApplybmp(ja-jp,VS.100).gif ms165059.DoesApplybmp(ja-jp,VS.100).gif ms165059.DoesApplybmp(ja-jp,VS.100).gif ms165059.DoesNotApplybmp(ja-jp,VS.100).gif

多階層のデータベース アプリケーションのデバッグは、複雑なプロセスです。これは、あるコンピューターで実行されているアプリケーションのデバッグから、別のコンピューターの別のプロセスで実行されているデータベース コードのデバッグに切り替える必要があるためです。アプリケーションが物理的に分散していない場合でも、マネージ言語またはネイティブ言語で記述された中間層のプロセスから、SQL Server 2005 以降の SQL Server 内で実行されているプロセスに、コンテキストが変わります。

多階層のデバッグを考慮する場合、3 つの段階があります。

  • デバッグは、ストアド プロシージャを呼び出すクライアントまたは中間層アプリケーションから開始されます。

  • 実行のスレッドをストアド プロシージャの Transact-SQL までたどることができます。トリガーやユーザー定義関数など、データベース オブジェクトがかかわることもあります。

  • 戻り値を検証するために、実行のスレッドをたどって元の階層に戻ることもできます。また、必要に応じてその他のデバッグも実行できます。

ここでは、必要なセットアップ手順について説明し、多階層のアプリケーションをデバッグする方法についてサンプルを示します。

データベース オブジェクトのデバッグ手順の詳細については、「Transact-SQL データベース オブジェクトのデバッグ」を参照してください。

このセクションの内容

関連するセクション

関連項目

その他の技術情報

Debugger Security

Transact-SQL デバッグのセットアップ