CreateAccessor メソッド
UrlAccessor オブジェクトを作成して初期化します。
HRESULT CreateAccessor(
LPCWSTR pcwszURL,
AUTHENTICATION_INFO* pAuthenticationInfo,
INCREMENTAL_ACCESS_INFO* pIncrementalAccessInfo,
ITEM_INFO* pItemInfo,
IUrlAccessor** ppAccessor
);
Parameters
pcwszURL
[in] アクセスする項目の URL が格納されている、null で終了する Unicode 文字列へのポインタ。
pAuthenticationInfo
[in] コンテンツ ソース内のこの項目にアクセスするために必要な認証情報が格納されている AUTHENTICATION_INFO 構造体 構造体へのポインタ。
pIncrementalAccessInfo
[in] インクリメント可能なアクセス情報が格納されている INCREMENTAL_ACCESS_INFO 構造体 構造体へのポインタ。エンタープライズ検索 クローラがファイルにアクセスした最後の時刻などです。
pItemInfo
[in] 項目に関する情報が格納されている ITEM_INFO 構造体 構造体へのポインタ。
ppAccessor
[out] このメソッドによって作成された UrlAccessor オブジェクトへのポインタのアドレス。この UrlAccessor オブジェクトには、項目のファイル名など、URL 項目に関する情報が格納されています。
Return Value
成功した場合は S_OK を返し、それ以外の場合はエラー値を返します。Microsoft Office SharePoint Server 2007 でのエンタープライズ検索 が返すエラー メッセージの一覧については、「プロトコル ハンドラのエラー メッセージ」を参照してください。
Remarks
このメソッドは、エンタープライズ検索 クローラが現在アクセスしている項目を処理するための UrlAccessor オブジェクトを作成して初期化します。クローラが処理する URL ごとに 1 回呼び出され、UrlAccessor オブジェクトへのポインタをフィルタ デーモンに返します。
このメソッドは、複数のスレッドで呼び出されるので、再入可能である必要があります。ただし、UrlAccessor が作成された後では、UrlAccessor はただ 1 つのスレッドからのみ呼び出されます。