<module> 要素 (ネットワーク設定)

  • [アーティクル]

更新 : 2007 年 11 月

新しいプロキシ モジュールをアプリケーションに追加します。

<configuration> 要素
  <system.Net> 要素 (ネットワーク設定)
    <defaultProxy> 要素 (ネットワーク設定)
      <module> 要素 (ネットワーク設定)

<module 
   type = "name", System, Version="version number", Culture="culture", PublicKeyToken="token" " 
/>

属性と要素

以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。

属性

属性

説明

type

プロキシを実装するモジュールの名前および詳細。

子要素

なし。

親要素

要素

説明

defaultProxy

ハイパーテキスト転送プロトコル (HTTP: Hypertext Transfer Protocol) プロキシ サーバーを構成します。

解説

module 要素は、IWebProxy インターフェイスを実装するプロキシ クラスを登録します。プロキシ クラスを登録した後で module を使用すると、サポートされるプロキシを経由して情報を要求できます。

type 属性の値には、有効なダイナミック リンク ライブラリ (DLL: Dynamic Link Library) の名前およびこのモジュールの名前を指定する必要があります。

構成ファイル

この要素は、アプリケーション構成ファイルまたはマシン構成ファイル (Machine.config) で使用できます。

使用例

カスタム プロキシ クラスを登録するコード例を次に示します。

<configuration>
  <system.net>
    <defaultProxy>
      <module
        type = "Test.CustomWebProxy, System, Version=2.0.3600.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=b77a5c561934e089"
      />
    </defaultProxy>
  </system.net>
</configuration>

参照

参照

ネットワーク設定スキーマ

System.Net.IWebProxy