方法 : FTP を使用して Web サイトを開く
更新 : 2007 年 11 月
Microsoft Visual Web Developer では、ファイル転送プロトコル (FTP: File Transfer Protocol) を使用してアクセスする Web サイトを操作できます。この機能により、市販のホスティング サービス用サーバーなど、別のサーバー上でホストされるサイトを簡単に操作できます。
開くサイトは、FTP サーバーで使用できるサイトであることが必要で、次の情報を入手する必要があります。
Web サイトを開く FTP サーバーの名前。
Web ファイルが格納されているフォルダ名 (FTP サーバー上)。
FTP サーバー上のファイルを操作するための適切なアクセス許可。通常、読み取りと書き込みのアクセス許可が最低限必要です。
次の情報も必要な場合があります。
サーバーのユーザー名とパスワード。
FTP サーバーへのアクセスに使用されるポート番号。これは通常、ポート 21 です。
上記の情報は FTP サーバー管理者から取得できます。
FTP を使用して Web サイトを開くには
[ファイル] メニューの [Web サイトを開く] をクリックします。
[Web サイトを開く] ダイアログ ボックスの [FTP サイト] タブをクリックします。
次の情報を指定します。
[サーバー] ftp://server 形式でサーバーの名前を入力します。
[ポート] FTP サーバー管理者から取得したポート番号が 21 以外である場合は、この値を変更します。
[受動モード] コンピュータと FTP サーバー間にファイアウォールがある場合、このチェック ボックスをオンにします。
[ディレクトリ] ファイルを開くフォルダの名前を入力します。
[匿名ログイン] ファイルにアクセスするのに FTP サーバーへのログオンが必要ない場合、このチェック ボックスをオンにします。ユーザー名とパスワードを入力する場合はこのチェック ボックスはオフにします。
メモ :
FTP Web サイトのログイン情報を指定する際に必要な資格情報を入力しないと、接続時に要求されます。匿名ログインを明示的に指定しない限り、FTP サーバーに匿名で接続できません。
[ユーザー名] および [パスワード] FTP サーバー管理者によって提供された資格情報を入力します。
メモ :
FTP サーバーのユーザー名とパスワードは、Windows ログイン資格情報とは異なる場合があります。
[開く] をクリックします。
Visual Web Developer が FTP サーバーに接続し、指定されているフォルダ内のファイルを読み込みます。ここで、ファイルを編集したり、新しいファイルを作成したりできます。ファイルを保存すると、ファイルは即座に FTP サーバーに書き込まれます。
参照
処理手順
方法 : Web サイトに対して Web サーバーを指定する