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/ASSEMBLYLINKRESOURCE (.NET Framework リソースへのリンク)

/ASSEMBLYLINKRESOURCE:filename

解説

それぞれの文字について以下に説明します。

  • filename
    アセンブリからのリンク先である .NET Framework リソース ファイル。

解説

/ASSEMBLYLINKRESOURCE オプションは、出力ファイル内での .NET Framework リソースへのリンクを作成します。このリソース ファイルは出力ファイル内には含まれません。リソース ファイルを出力ファイルに埋め込むには、/ASSEMBLYRESOURCE を使用します。

リンカーで作成したアセンブリのリンク リソースはパブリックです。

/ASSEMBLYLINKRESOURCE では、コンパイルに /clr を含める必要があります。/LN または /NOASSEMBLY は、/ASSEMBLYLINKRESOURCE では使用できません。

たとえば、filenameResgen.exe によって作成された .NET Framework リソース ファイルである場合、または開発環境で作成された .NET Framework リソース ファイルである場合は、System.Resources 名前空間のメンバーを使用してアクセスできます。詳細については、「System.Resources.ResourceManager」を参照してください。その他のすべてのリソースの場合は、System.Reflection.Assembly クラスの GetManifestResource* メソッドを使用して実行時にリソースにアクセスします。

filename には任意のファイル形式を指定できます。たとえば、ネイティブ DLL をアセンブリの一部として含め、そのネイティブ DLL をグローバル アセンブリ キャッシュにインストールして、アセンブリ内のマネージ コードからアクセスできるようにすることもできます。

このほかにも、次のようなリンカー オプションがアセンブリの生成に影響します。

Visual Studio 開発環境でこのリンカー オプションを設定するには

  1. プロジェクトの [プロパティ ページ] ダイアログ ボックスを開きます。詳細については、「Visual C++ プロジェクトのプロパティの設定」を参照してください。

  2. [リンカー] フォルダーをクリックします。

  3. [コマンド ライン] プロパティ ページをクリックします。

  4. [追加のオプション] ボックスにオプションを入力します。

このリンカーをコードから設定するには

参照

関連項目

リンカー オプションの設定

リンカー オプション