SPC 関数

[アーティクル]
09/30/2008

更新 : 2007 年 11 月

Print 関数または PrintLine 関数と共に使用し、出力の位置を移動させます。

Public Function SPC(ByVal Count As Short) As SPCInfo

パラメータ

Count
必ず指定します。リスト内の次の式を表示または印刷するときに、式の前に挿入する空白の数。

解説

引数 Count に出力行の桁数未満の値を指定すると、次の出力位置は指定した数の空白の直後になります。引数 Count に出力行の桁数を超える値を指定すると、SPC 関数は次の出力位置を次の式で計算します。

currentprintposition(+(CountModwidth))

たとえば、現在の出力位置を 24、出力行の桁数を 80 として、SPC(90) と指定すると、次の出力は 34 の位置 (現在の出力位置 + 90/80 の剰余) から始まります。現在の出力位置と出力行の桁数との差が Count (または、CountModwidth) 未満の場合、SPC 関数は次の行の先頭に進み、Count – (width – currentprintposition) の式に従って空白の数を計算し、次の出力位置を決めます。

メモ :
幅の広い文字を表示できるだけの十分な桁数があることを確認してください。

使用例

SPC 関数を使って、出力ファイルと [出力] ウィンドウ内の出力位置を移動する例を次に示します。

' The SPC function can be used with the Print function.
FileOpen(1, "TESTFILE", OpenMode.Output)   ' Open file for output.
Print(1, "10 spaces between here", SPC(10), "and here.")
FileClose(1)   ' Close file.