データ型と XML 一括読み込みの動作 (SQLXML 4.0)

マッピング スキーマで指定されるデータ型 (XSD または XDR 型と sql:datatype) は、次の場合を除いて、通常は無視されます。

XSD では、次の場合に注意してください。

• XML 一括読み込みではデータ変換が実行されてから Microsoft SQL Server にデータが送信されるため、型が dateTime または time の場合は、sql:datatype を指定する必要があります。
• SQL Server の uniqueidentifier 型の列に一括読み込みを行うときに、XSD 値が中かっこ ({ と }) 付きの GUID の場合は、sql:datatype="uniqueidentifier" を指定して、値が列に挿入される前に中かっこを削除する必要があります。sql:datatype を指定しない場合、値はかっこ付きで送られ、挿入は失敗します。

sql:datatype の詳細については、「データ型の強制型変換と sql:datatype 注釈 [SQLXML 4.0]」を参照してください。

XDR では、次の場合に注意してください。

• XML 一括読み込みではデータ変換が実行されてから SQL Server にデータが送信されるため、dt:type が datetime、time、dateTime.tz、または time.tz の場合は、dt:type と sql:datatype データ型の両方を指定する必要があります。
• XML データが uuid 型の場合は、sql:datatype を指定する必要があります。データが文字列データでない場合は、dt:type="uuid" も必要です。dt:uuid を指定しない場合、XML 一括読み込みでは中かっこ付きの文字列が読み込まれ、必要に応じて削除されます。
• XML データが bin.base64 または bin.hex の場合は、dt:type で XML データ型を指定する必要があります。指定すると、XML 一括読み込みではデータを 16 進数表記として SQL Server に読み込みます。