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レポートのトラブルシューティング : 特定のファイル形式にエクスポートされるレポート

ローカル プレビューで表示されるレポートや、レポート マネージャーまたは URL アクセスを使用して表示されるパブリッシュ済みレポートは、特定のファイル形式にエクスポートできます。このトピックでは、このようなエクスポートに関する問題のトラブルシューティングを行います。

エクスポートしたレポートに余分な空白ページが表示される

レポートをプレビューまたはレポート サーバーで表示する場合、HTML レンダラーで表示されたコンパイル済みのレポートが表示されます。レポートをエクスポートすると、コンパイル済みのレポートが、選択したファイル形式でレンダラーに渡されます。各ページに配置できる情報量は、レンダラーによって決まります。

レポートが予期せず複数のページに垂直または水平方向にまたがっている場合は、ページングに影響を与えるレポート定義の値を確認する必要があります。詳細については、「Reporting Services の改ページについて (レポート ビルダー 3.0 および SSRS)」を参照してください。

レポートの最後にある余分な空白を削除する方法

既定では、レポートの最後にある余分な空白は保持されます。

レポート プロセッサに対してレポートの最後にあるすべての空白を無視するように指定するには、[レポートのプロパティ] のプロパティ ペインで、ConsumeContainerWhitespace を True に設定します。

Excel で、レポートのハイパーリンクがテーブルでは機能するがグラフでは機能しない

特定のレポート アイテムの一部の対話機能は、レンダラーでサポートされない場合があります。

グラフのドリルスルー アクションが Excel ファイルでサポートされない

一部のレンダラーではグラフが静的な画像に置き換えられるため、グラフ グループでドリルスルー アクションがサポートされません。

エクスポートしたレポートで使用しようとしている機能が、表示拡張機能でサポートされていることを確認してください。詳細については、「さまざまなレポート表示拡張機能の対話機能の比較 (レポート ビルダー 3.0 および SSRS)」を参照してください。

行数が多すぎてレポートを Excel にエクスポートできない

レポートによっては、アプリケーションの制限により、Microsoft Excel にエクスポートできません。

Microsoft Excel でのサポート行数は、シートあたり最大 65,000 行

Microsoft Excel は、シートあたり 65,000 行までのデータに対応するよう設計されています。

レポートで使用するデータ量を減らすか、改ページをグループまたはレポート アイテムに追加して、ページあたりの表示行数を減らします。改ページごとに、Excel ファイルに新しいシートが追加されます。詳細については、「Microsoft Excel へのエクスポート (レポート ビルダー 3.0 および SSRS)」および「改ページを追加する方法 (レポート ビルダー 3.0 および SSRS)」を参照してください。

レポートをエクスポートした後に表示できない

レポートをコンピューターにエクスポートして開こうとしても、エクスポートしたファイル形式を表示するためのソフトウェアがコンピューターにインストールされていません。

エクスポート形式によってはクライアント コンポーネントが必要

必要なクライアント コンポーネントがインストールされていない場合、エクスポートしたレポートを開く前に、そのコンポーネントをインストールする必要があります。たとえば、PDF 形式のレポートを開く場合には、Adobe Acrobat Reader がコンピューターにインストールされている必要があります。Acrobat Reader は、Adobe Web サイトからダウンロードできます。

エクスポートしたレポートの表示に必要なクライアント コンポーネントがコンピューターにインストールされていることを確認してください。