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[エラー一覧] ウィンドウ (Management Studio)

SQL Server Management Studio の [エラー一覧] には、データベース エンジン クエリ エディタの IntelliSense コードによって生成された構文エラーとセマンティック エラーが表示されます。

[エラー一覧] の機能

[エラー一覧] は、次の機能を提供します。

  • スクリプトを編集すると、データベース エンジン クエリ エディタの IntelliSense によって生成されたエラーと警告が [エラー一覧] に表示されます。

  • 任意のエラー メッセージ エントリをダブルクリックして、エラーを生成したスクリプト ファイルのタブにフォーカスを設定し、エラーの場所に移動することができます。

  • どのエントリを表示するか、および各エントリにどの情報列を表示するかをフィルタ選択できます。

  • エラーを修正すると、そのエラー エントリが [エラー一覧] から削除されます。

  • Transact-SQL スクリプト ファイルのタブを閉じると、そのファイルのエラーが [エラー一覧] から削除されます。

[エラー一覧] の操作

[エラー一覧] を表示するには、次のいずれかの操作を行います。

  • [表示] メニューの [エラー一覧] をクリックします。

  • Ctrl キーを押しながら \ キーを押し、次に Ctrl キーを押しながら E キーを押します。

[エラー一覧] が開いたら、次の操作を行うことで表示をカスタマイズできます。

  • 一覧を並べ替えるには、任意の列ヘッダーをクリックします。並べ替えに使用する列を追加するには、Shift キーを押しながら、他の列ヘッダーをクリックします。

  • 表示する列と非表示にする列を選択するには、ショートカット メニューの [列の表示] をクリックします。

  • 列の表示順を変更するには、列ヘッダーを左右にドラッグします。

[エラー一覧] は特定のエラーに関する詳細情報にリンクしていません。

Management Studio の Transact-SQL エラー

SQL Server Management Studio では、Transact-SQL スクリプトのエラーが次の場所に表示されます。

  • [エラー一覧] には、データベース エンジン エディタの IntelliSense によって検出されたすべての構文エラーとセマンティック エラーが含まれます。このエラーの一覧は、Transact-SQL スクリプトの編集に伴って動的に更新されます。一覧には、各 Transact-SQL スクリプトでエディタが検出したすべてのエラーが含まれます。エディタは、スクリプト内でエラーを検出した後に、ファイルの解析を停止しません。SQL Server 2008 では、データベース エンジン エディタの IntelliSense はすべての Transact-SQL 構文要素をサポートするわけではありません。[エラー一覧] には、IntelliSense がサポートする Transact-SQL 構文のエラーのみが含まれます。

  • データベース エンジン クエリ エディタ ウィンドウの下部にある [メッセージ] タブには、Transact-SQL スクリプトの実行時に SQL Server データベース エンジンから返されたすべてのエラーとメッセージが表示されます。この一覧は、スクリプトが再び実行されるまで変更されません。データベース エンジンは、1 つまたは 2 つのコンパイル エラーを検出すると、バッチの解析を停止します。そのため、[メッセージ] タブにはスクリプトのすべてのエラーが一覧表示されない可能性があります。

エラーが両方の場所に一覧表示されることがあります。たとえば、[エラー一覧] に表示されている構文エラーがスクリプト ファイルに含まれている場合があります。このスクリプトを、エラーを修正する前に実行すると、データベース エンジン パーサーが同じ状態を検出し、エラー メッセージの別のコピーを [メッセージ] タブに返す可能性があります。

注意注意

[エラー一覧] に表示されるのは、データベース エンジン クエリ エディタからのエラーのみです。MDX、DMX、または XML/A エディタからのエラーは表示されません。MDX、DMX、および XML/A のすべてのエラーは、それらのエディタの [メッセージ] タブに表示されます。

[エラー一覧] を開くと、次の列に情報が表示されます。

  • [既定の順序]
    エントリの作成順を示す整数を表示します。

  • [説明]
    エラー エントリのテキストを表示します。説明文が長い場合には、追加の行に折り返されます。

  • [ファイル]
    エラーを生成したスクリプト ファイルの名前を表示します。

  • [行]
    エラーを含むコード行を示す整数を表示します。

  • [列]
    コード行におけるエラーの位置を示す整数を表示します。

  • [プロジェクト]
    スクリプト ファイルを含むプロジェクトの名前を表示します。