方法: Windows フォームの RichTextBox コントロールを使用してインデント、ぶら下げインデント、箇条書き段落を設定する

Windows フォームの RichTextBox コントロールには、表示するテキストを書式設定するために多数のオプションがあります。 SelectionBullet プロパティを設定することにより、選択した段落を箇条書きとして書式設定できます。 また、SelectionIndentSelectionRightIndentSelectionHangingIndent の各プロパティを使用すると、コントロールの左端と右端、および他のテキスト行の左端を基準として、段落のインデントを設定することもできます。

段落を箇条書きとして書式設定するには

  1. SelectionBullet プロパティを trueに設定します。

    RichTextBox1.SelectionBullet = True  
    
    richTextBox1.SelectionBullet = true;  
    
    richTextBox1->SelectionBullet = true;  
    

段落にインデントを設定するには

  1. SelectionIndent プロパティに、コントロールの左端とテキストの左端の間の距離 (ピクセル単位) を表す整数を設定します。

  2. SelectionHangingIndent プロパティに、段落のテキストの最初の行の左端から同じ段落の後続行の左端までの距離をピクセルで表す整数を設定します。 SelectionHangingIndent プロパティの値は、段落で 1 行目の下に折り返された行にのみ適用されます。

  3. SelectionRightIndent プロパティに、コントロールの右端とテキストの右端の間の距離 (ピクセル単位) を表す整数を設定します。

    RichTextBox1.SelectionIndent = 8  
    RichTextBox1.SelectionHangingIndent = 3  
    RichTextBox1.SelectionRightIndent = 12  
    
    richTextBox1.SelectionIndent = 8;  
    richTextBox1.SelectionHangingIndent = 3;  
    richTextBox1.SelectionRightIndent = 12;  
    
    richTextBox1->SelectionIndent = 8;  
    richTextBox1->SelectionHangingIndent = 3;  
    richTextBox1->SelectionRightIndent = 12;  
    

    注意

    これらすべてのプロパティは、選択したテキストを含む段落に影響し、現在の挿入ポイントの後に入力されるテキストにも影響します。 たとえば、ユーザーが段落内の単語を選択して、インデントを調整すると、新しい設定はその単語を含む段落全体に適用され、選択した段落の後に入力される段落にも適用されます。 プログラミングでテキストを選択する方法については、「Select」を参照してください。

関連項目