Windows Vista での Visual Studio

更新日: 2008 年 9 月 19 日

Windows Vista オペレーティング システムのリリースで、魅力的なユーザー エクスペリエンスを提供する次世代のアプリケーションを作成する開発者に大きな可能性が提示されました。マイクロソフトは、この可能性を活用し、より速く、より高いコスト パフォーマンスで、これまでで最大の影響力を持つ Windows Vista ベースのソフトウェアを開発および提供するための支援をしたいと思っています。

Windows Vista の開発中には、全体的な品質、セキュリティ、および信頼性を以前のバージョンの Windows から大幅に向上させるために、いくつもの重要な投資が行われました。また、マイクロソフトは、既存のアプリケーションが期待どおりに実行される状態を保証するために、これまでの .NET Framework 1.1 アプリケーションおよび .NET Framework 2.0 アプリケーションが Windows Vista で動作することを確認するテストも行っています。

Windows Vista には下位互換性を確保するために膨大な投資を行ってきました。ただし、ネットワーク スタックを変更するユーザー アカウント制御や、新しいグラフィック モデルなど、いくつかのシステム機能の拡張により、Windows Vista の動作が以前のバージョンの Windows と異なる場合もあります。

こういった変更が Visual Studio に影響を与えるため、マイクロソフトは、Visual Studio .NET 2002 や Visual Studio .NET 2003 を Windows Vista 上でサポートできません。

ただし、.NET Framework 1.1 または 2.0 ベースの既存のアプリケーションは、Windows Vista でも今までどおり動作し、Windows Vista アプリケーションで利用可能な新機能の多くを利用できます。

Windows Vista の Visual Studio に対する影響の詳細については、以下を参照してください。

マイクロソフトは、Visual Studio 2005 Service Pack 1 (英語)Visual Studio 2005 Service Pack 1 Update for Windows Vista をリリースしました。これら 2 つが連携して、Visual Studio 内の Windows Vista の機能拡張により影響を受けた部分に対処します。詳細については、Visual Studio 2005 Service Pack 1 (英語) を参照してください。Windows Vista 上での Visual Studio の問題一覧に対するフィードバックまたは新しい問題の報告は、フィードバックからお寄せください。