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ウィザードをデザインする手順

ウィザードを使用すると、共通のプロジェクト初期ファイルを作成および構成できます。プロジェクトの場合と同様に、ウィザードの作成にも計画が必要です。Visual C++ のカスタム ウィザードについて理解し、独自のプロジェクトに適用する方法の 1 つを次に示します。

  1. Visual Studio に用意されているカスタム ウィザードのサンプルをチェックします。

  2. ウィザードで作成するプロジェクトの種類について、基本事項を指定します。アプリケーション構築と同様に、このプロセスには多数の人がかかわって、何回も繰り返されることがあります。

  3. Visual C++ のカスタム ウィザードでプロジェクトを作成し、ユーザー インターフェイスとページ番号のオプションを指定します。

    [!メモ]

    ユーザー インターフェイスを指定しない場合、つまりカスタム ウィザードの [アプリケーションの設定] ([カスタム ウィザード]) の [ユーザー インターフェイス] をオフにする場合は、ウィザードでカスタム パラメーター WIZARD_UI=FALSE が設定され、ユーザー入力や .htm ファイルを含まないプロジェクト テンプレート ファイルが作成されます。このため、ページ番号も指定しません。詳細については、「.vsz ファイル (プロジェクト コントロール)」を参照してください。

  4. カスタム ウィザードで作成された基本のプロジェクトをチェックします。

  5. ウィザードにユーザー インターフェイスがある場合は、ウィザードを実行して、カスタム ウィザードのしくみをさらに詳しく調べてください。

  6. 基本のウィザードをカスタマイズします

  7. 状況依存のヘルプを追加します

  8. JScript コードと HTML コードのためのエラー処理を指定します

  9. ウィザードをビルドしてテストします。

  10. ウィザードをデバッグします。詳細については、「スクリプトと Web アプリケーションのデバッグ」を参照してください。

    [!メモ]

    JScript をデバッグするときは、ネイティブ コードでの混合モード デバッグを実行できません。

参照

処理手順

カスタム ウィザードの作成

関連項目

カスタム ウィザード

概念

ウィザード用に作成されるファイル