Share via

/nostdlib (Visual Basic)

  • [アーティクル]

更新 : 2007 年 11 月

コンパイラが標準のライブラリを自動的に参照しないよう指定します。

/nostdlib

解説

/nostdlib オプションは、System.dll アセンブリへの自動参照を削除して、コンパイラが Vbc.rsp ファイルを読み取らないようにします。Vbc.exe ファイルと同じディレクトリにある Vbc.rsp ファイルは、一般に使用される .NET Framework アセンブリを参照し、System 名前空間および Microsoft.VisualBasic 名前空間をインポートします。

79e7wdtc.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

Mscorlib.dll アセンブリおよび Microsoft.VisualBasic.dll アセンブリは、常に参照されます。
79e7wdtc.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

/nostdlib オプションは Visual Studio の開発環境内からは利用できません。このオプションを利用できるのは、コマンド ラインからコンパイルするときだけです。

使用例

次のコードは、標準ライブラリを参照しないで T2.vb をコンパイルします。_MYTYPE 条件付きコンパイル定数を文字列 "Empty" に設定して、My オブジェクトを削除する必要があります。

vbc /nostdlib /define:_MYTYPE=\"Empty\" T2.vb

参照

概念

My で利用可能なオブジェクトのカスタマイズ

参照

/noconfig

コンパイル コマンド ラインのサンプル

その他の技術情報

Visual Basic コンパイラ