次の方法で共有


動的アセンブリの定義

リフレクション出力を使用すると、動的アセンブリをさまざまな方法で作成できます。 動的アセンブリを作成するときに、さまざまな System.AppDomain.DefineDynamicAssembly メソッドを使用できます。 DefineDynamicAssemblyAssemblyBuilder オブジェクトを返します。 DefineDynamicAssembly では、呼び出し元で AssemblyBuilderAccess 列挙値を指定する必要があります。 この列挙値によって、動的アセンブリの実行操作と保存操作が指定されます。つまり、実行だけか、保存だけか、実行か保存のいずれか、または実行と保存の両方などが指定されます。 一部のメソッドでは、呼び出し元で証拠を指定する必要があります。証拠とは、コードに与えることのできるアクセス許可などを決定するために、セキュリティ ポリシーに提示される一連の情報です。 また、他のメソッドでは、呼び出し元でアクセス許可を要求する必要があります。 アクセス許可要求は、必須、オプション、拒否の 3 種類に分類されます。

動的アセンブリを定義する方法を次に示します。

  • 名前付き動的アセンブリを定義する。

  • アセンブリの保存先ディレクトリを指定し、名前付き動的アセンブリを定義する。

  • 証拠を指定し、名前付き動的アセンブリを定義する。

  • アクセス許可要求を指定し、名前付き動的アセンブリを定義する。

  • アセンブリの保存先ディレクトリと証拠を指定し、名前付き動的アセンブリを定義する。

  • アセンブリの保存先ディレクトリとアクセス許可要求を指定し、名前付き動的アセンブリを定義する。

  • 証拠とアクセス許可要求を指定し、名前付き動的アセンブリを定義する。

  • 証拠、アクセス許可要求、およびアセンブリの保存先ディレクトリを指定し、名前付き動的アセンブリを定義する。

  • 証拠、アクセス許可の要求、アセンブリの保存先ディレクトリ、および動的アセンブリのモジュール、型、メンバーの作成を同期させるかどうかを示すブール値パラメーターを指定して、名前付きの動的アセンブリを定義する。

持続可能な動的アセンブリは、AssemblyBuilder.Save メソッドを使用して保存されます。 Save メソッドによって、アセンブリの書き込み先ファイルの名前が指定されます。

参照

その他の技術情報

リフレクション出力の使用