SQL Server Express でサポートされるプロトコル

次の表に、Microsoft SQL Server 2005 Express Edition (SQL Server Express) でサポートされるネットワーク プロトコルを示します。

ネットワーク プロトコル 説明 DISABLENETWORKPROTOCOL=1 の場合 DISABLENETWORKPROTOCOL=0 の場合

共有メモリ

同じコンピュータで実行されている SQL Server のインスタンスへの接続に使用できます。ネットワーク上の他のコンピュータからのアクセスには使用できません。

有効

有効

TCP/IP

コンピュータ名とインスタンス名、または IP アドレスとインスタンス名を指定することにより、SQL Server Express へのネットワーク アクセスが可能になります。

無効

有効

名前付きパイプ

NetBEUI、TCP/IP、IPX/SPX など多数のネットワーク プロトコルのサポートにより、SQL Server Express へのネットワーク アクセスが可能になります。クライアントの構成に基づいて、ネットワーク プロトコルが自動的に選択されます。

有効 (ローカルのみ)

有効

仮想インターフェイス アーキテクチャ (VIA)

サーバーまたはサーバー クラスタを接続する高速ネットワークであるシステム エリア ネットワークに使用されます。

サポートされていません。

サポートされていません。

ms165677.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
VIA はサポートされていませんが、VIA 環境で稼働するデータベースを設計することは可能です。ただし、VIA を使用するには、SQL Server Express データベースを SQL Server 2005 に移行する必要があります。

SQL Server Browser

DISABLENETWORKPROTOCOL = 1 の場合、SQL Browser は無効になります。SQL Browser の詳細については、「SQL Server Browser の使用」および「インストール時にネットワーク アクセスを有効化する方法 (SQL Server Express)」を参照してください。

参照

概念

SQL Server Express へのネットワーク アクセスの有効化

その他の技術情報

SQL Server Express への接続

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手