Windows フォーム リソースのローカライズ

Windows フォーム リソース エディタ (Winres.exe) を使用すると、すばやく簡単に Windows フォームのフォームをローカライズできます。Winres.exe は、ローカライズの対象となる Windows フォームのフォームを含む .resources ファイルまたは .resx ファイルを開くことができます。このツールのデザイナ ウィンドウ内では、文字列を特定カルチャ用の言語へと翻訳することによって編集できます。次に、ローカライズした文字列を正しく配置できるように、必要に応じてコントロールのサイズ変更したり、移動したり、非表示にしたりできます。Winres.exe を使用すると、フォームに対して行った修正内容を、ローカライズしたカルチャ用の新しい .resources ファイルとして保存し、次にこの新しい .resources ファイルをビルドして元のアセンブリに変更内容を反映できます。Winres.exe が持つ主なメリットは、このツールを使用すると、サードパーティ ローカライザに対してリソースを確実に配布できる点です。ローカライザは、ソース コードにアクセスしなくても、デザイン時点のフォームを作成し直すことでローカライズできます。

アプリケーションの Windows フォームのローカライズを開始する前に、ローカリゼーション ツールとして Visual Studio 2005 と Winres.exe のどちらを使用するかを決める必要があります。各ツールによって作成されたローカライズ済み .resx ファイルには互換性がありません。したがって、1 つのツールでローカライズを開始した場合に、途中で別のツールに切り替えることはできません。このツールの使用方法については、「Windows Forms Resource Editor (Winres.exe).」を参照してください。

参照

関連項目

Windows フォーム リソース エディタ (Winres.exe)

概念

アプリケーションのリソース