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[式] ダイアログ ボックス

更新 : 2007 年 11 月

[式] ダイアログ ボックスでは、式を作成して、その値をプロパティに割り当てることができます。式は、Web.config ファイルの AppSettings 要素、Web.config ファイルの ConnectionStrings 要素、およびリソース ファイル (.resx) から値を取得できます。

[式] ダイアログ ボックスを表示するには

  1. Visual Web Developer で .aspx ページを作成するか、既存の .aspx ページを開き、デザイン ビューに切り替えます。

  2. ツールボックスの [標準] グループから、Web サーバー コントロールをページにドラッグします。

  3. Web サーバー コントロールを選択し、[プロパティ] ウィンドウで、[式] をクリックして省略記号ボタン (…) をクリックします。

    Web サーバー コントロールの [式] ダイアログ ボックスが表示されます。

処理手順

UI 要素

  • [連結可能プロパティ]
    選択したコントロールで式を使用できるプロパティを表示します。一覧に表示されないプロパティ (ID プロパティなど) については、式を使用してプロパティの値を指定することはできません。

  • 式の種類
    式が値を取得する方法を指定します。

    y1cbbsab.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    式は拡張したり、構成したりできます。使用できる式の種類の一覧は、インストールされている式ビルダと Web サイトの構成に応じて異なります。

    使用できる式の型の例を次に示します。

    • AppSettings。値は、appSettings 要素のキーと値のペアとして、Web.config ファイルに格納されます。

    • ConnectionStrings。値は、Web.config ファイルの connectionStrings 要素に格納されます。(接続文字列は、構成ファイルで暗号化される場合があります)。また、値が、実行時に接続文字列を生成するプロバイダの名前を表すこともあります。

    • Resources 。値は、.resx ファイルに格納されます。

      y1cbbsab.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

      [式] ダイアログ ボックスでは、コンピュータまたはアプリケーションの Web.config ファイルに定義された型の式のみ使用できます。サブフォルダの Web.config ファイルに含まれる式は使用できません。

  • [式のプロパティ]
    選択した式の種類に関連付けられているプロパティの一覧を表示します。種類ごとに、式を完成するために使用するプロパティが異なる場合があります。たとえば、式の種類が AppSettings である場合は、Web.config ファイルの appSettings セクションで、使用できる項目のキーを選択できます。

    各プロパティの説明は、[式のプロパティ] ボックスの下にあるボックスに表示されます。

参照

処理手順

チュートリアル : ASP.NET でのローカリゼーションのためのリソースの使用