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IsFalse 演算子

更新 : 2007 年 11 月

式が False かどうかを調べます。

IsFalse をコードの中で明示的に呼び出すことはできませんが、Visual Basic コンパイラはこれを使用して AndAlso 句からコードを生成します。クラスまたは構造体を定義して、その型の変数を AndAlso 句で使用する場合は、そのクラスまたは構造体に対して IsFalse を定義する必要があります。

コンパイラは IsFalse 演算子と IsTrue 演算子を一致したペアと見なします。つまり、どちらか一方を定義した場合は、もう一方も定義することが必要です。

w6tz4ad8.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

IsFalse 演算子はオーバーロードできます。つまり、オペランドがクラスや構造体を型として持つ場合に、演算子の動作をそのクラスや構造体で再定義できるという意味です。この演算子がコード内でこのようなクラスや構造体に対して使用されている場合は、再定義された後の動作を必ず理解するようにしてください。詳細については、「演算子プロシージャ」を参照してください。

使用例

IsFalse 演算子と IsTrue 演算子を含む構造体のアウトラインを定義する例を次に示します。

Public Structure p
    Dim a As Double
    Public Shared Operator IsFalse(ByVal w As p) As Boolean
        Dim b As Boolean
        ' Insert code to calculate IsFalse of w.
        Return b
    End Operator
    Public Shared Operator IsTrue(ByVal w As p) As Boolean
        Dim b As Boolean
        ' Insert code to calculate IsTrue of w.
        Return b
    End Operator
End Structure

参照

処理手順

方法 : 演算子を定義する

参照

IsTrue 演算子

AndAlso 演算子