方法 : デバッグ用の SQL Server の権限を設定する

更新 : 2007 年 11 月

このトピックの内容は、次の製品に該当します。

Edition	Visual Basic	C#	C++	Web Developer
Express
Standard
Pro/Team

表の凡例 :

	対象
	該当なし
	既定で非表示のコマンド

ここでは、SQL デバッグに必要な権限について説明します。ここで説明するのは SQL デバッグに必要な権限だけです。他の場合には、別の権限が必要になることがあります。たとえば、Windows ログイン アカウントとは異なるユーザーで実行しているプロセスをデバッグする場合、そのユーザー アカウントは、コンピュータのシステム管理者グループのメンバである必要があります。詳細については、「リモート デバッグのアクセス許可」を参照してください。

2 つのユーザー アカウントについて、考慮が必要です。

• アプリケーション アカウントは、Visual Studio またはクライアント アプリケーションを実行するユーザー アカウントです。このアカウントは Windows のユーザー アカウントです。また、デバッグ対象の SQL Server で sysadmin グループのメンバであることが必要です。

• 接続アカウントは、SQL Server への接続に使用する ID です。これは、サーバー エクスプローラで接続を定義するときに入力するアカウント、またはアプリケーションからデータベースに接続するときに接続文字列で指定するアカウントです。このアカウントは、Windows のユーザー アカウント (Windows 認証を使用) である場合もあります。このとき、Visual Studio を実行している Windows アカウントと同じアカウントです。また、接続アカウントは SQL Server のログイン アカウントであることもあります。SQL Server 2005 のデバッグの場合、接続アカウントは、sysadmin ロールのメンバであることが必要です。

Windows ログイン アカウントを sysadmin として追加するには

• ユーザーが sysadmin 特権を持っている場合、次を実行します。

  sp_addsrvrolemember 'Domain\Name', 'sysadmin'
  

  ここで、Domain\Name は Windows ログイン アカウントを示します。

  メモ :
  既定では、SQL Server を実行するコンピュータの Windows 管理者は、そのコンピュータの SQL Server sysadmin です。

参照

処理手順

方法 : SQL Server 2005 のデバッグを有効にする

概念

SQL のデバッグ

その他の技術情報

SQL デバッグの設定

デバッグの設定と準備