表示されるオブジェクト : 初めてのユーザー コントロールの作成

  • [アーティクル]

更新 : 2007 年 11 月

ここまでの一連のレッスンでは、オブジェクトの青写真であるクラスを扱う方法について説明しました。作成したクラスは他のプログラムで再利用できるので、同じコードを繰り返し作成する必要はありません。

コントロールも、複数のプロジェクトで再利用できるクラスです。同じユーザー インターフェイスを繰り返しデザインするという経験は、おそらくだれにでもあります。たとえば、姓と名を入力するための TextBox コントロールを追加した後で、両方を組み合わせてフル ネームを作成するコードを追加するなどの作業です。こうした余分な手間を省くことができれば楽になります。

このような場合は、ユーザー コントロールが役に立ちます。ユーザー コントロールとは、可視のオブジェクトを作成するためのクラスだと考えることができます。つまり、Visual Basic に標準装備されているコントロールと同様に再利用できる、独自のカスタム コントロールです。大半のユーザー コントロールは複合コントロールです。つまり、1 つまたは複数の Visual Basic 標準コントロールで構成されるコントロールです。

以降のレッスンでは、他のプログラムで再利用できる複合ユーザー コントロールを作成する方法を説明します。

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