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IMPLEMENT_OLECREATE

更新 : 2007 年 11 月

DECLARE_OLECREATE を使用するクラスの実装ファイルに、このマクロまたは IMPLEMENT_OLECREATE_FLAGS を記述する必要があります。

IMPLEMENT_OLECREATE(class_name, external_name, l, w1, w2, b1, b2, b3, b4, b5, b6, b7, b8 )

パラメータ

  • class_name
    実際のクラス名。

  • external_name
    ほかのアプリケーションに公開されるオブジェクト名。引用符で囲みます。

  • l, w1, w2, b1, b2, b3, b4, b5, b6, b7, b8
    クラスの CLSID のコンポーネント。

解説

t80y4fk8.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

IMPLEMENT_OLECREATE を使用する場合、既定では、シングル スレッド モデルだけがサポートされます。IMPLEMENT_OLECREATE_FLAGS を使用する場合は、nFlags パラメータを使用してオブジェクトがサポートするスレッド モデルを指定できます。

外部名は、ほかのアプリケーションに公開される識別子です。クライアント アプリケーションは外部名を使って、オートメーション サーバーからこのクラスのオブジェクトを要求します。

OLE クラスの ID は、オブジェクトごとの一意な 128 ビットの識別子です。構文で示したように lw1w2b1b8 で表される 1 つの long、2 つの WORD、8 つの BYTE で構成されます。アプリケーション ウィザードとコード ウィザードを使用すると、必要に応じて一意な OLE クラス ID を作成できます。

必要条件

ヘッダー : afxdisp.h

参照

概念

MFC マクロとグローバル

参照

DECLARE_OLECREATE

CLSID Key