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DelayActivity アクティビティの使用

DelayActivity アクティビティ使用すれば、指定した期間の間、ワークフローの分岐を待機させることができます。たとえば、何らかの外部システムからの応答を待つ際のタイムアウトを設定したり、スケジュールされたジョブを指定の時刻に実行したりするために DelayActivity アクティビティを使用できます。

遅延中にワークフローが完全にアイドル状態になった場合、永続化サービス内で UnloadOnIdle メソッドが true に設定されていれば、ワークフローをメモリからアンロードして、指定した遅延時間の終了後にメモリに再読み込みすることができます。

遅延時間を指定するには、DelayActivity TimeoutDuration プロパティを有効な TimeSpan 値に設定します。リテラル値 (たとえば "0.01:10:30") を提供するか、TimeSpan 型の変数に値を割り当てることができます。既定の TimeSpan 値は 00:00:00 です。

また、TimeoutDuration プロパティを設定するために、DelayActivity アクティビティの実行時に発行される DelayActivity InitializeTimeoutDuration ハンドラを実装することもできます。このハンドラを使用すれば、インスタンス データに基づいて時間を決定するというケースで、実行時に TimeoutDuration プロパティを設定することができます。

DelayActivity クラスについては、『Windows Workflow Foundation クラス ライブラリ リファレンス』の System.Workflow.Activities 名前空間を参照してください。

DelayActivity アクティビティの使用方法を示すコード サンプルは、「Using Delay」を参照してください。

DelayActivity アクティビティと UnloadOnIdle メソッドの使用方法を示すコード サンプルについては、「Custom Persistence Service」を参照してください。

関連項目

参照

DelayActivity
TimeoutDuration
InitializeTimeoutDuration
UnloadOnIdle

その他の技術情報

Custom Persistence Service Sample
Using Delay Sample
Windows Workflow Foundation アクティビティ

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