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ワークフロー作成モード

Windows Workflow Foundation では、既定でワークフロー定義とビジネス ロジックが分離しています。ワークフローの作成時には通常、ワークフロー作成者がデザイナを使ってワークフロー定義を指定した後、C# または Visual Basic コードを使ってビジネス ロジックを表現します。この作成モードを "コード分離" といいます。

Windows Workflow Foundation は、ワークフローを実装するための次のような作成モードをサポートします。

  • **コードのみ。**これは Windows Workflow Foundation の既定の作成モードです。C# または Visual Basic コードと Windows Workflow Foundation API セットを使用してワークフローを指定できます。コードのみのワークフローの場合、ワークフロー定義で C# または Visual Basic コードを使ってワークフローの構造を宣言します。コードのみのワークフローはコンパイルが必要です。

  • **コード分離。**このモードでは、ASP.NET モデルと同様に、ワークフロー マークアップを C# または Visual Basic 分離コード実装と結合することによってワークフローを定義できます。「コードなし」作成モードとは異なり、コード分離ワークフローはコンパイルされる必要があります。ワークフロー ランタイム エンジン内にこれを直接読み込むことはできません。

  • **コードなし。**このモードでは、ワークフロー マークアップを使ってワークフローを作成できます。その後、Windows Workflow Foundation のコマンド ライン ワークフロー コンパイラを使ってワークフローをコンパイルするか、ホスト アプリケーションを介してワークフロー マークアップ ファイルをワークフロー ランタイム エンジンに読み込むことができます。ワークフロー マークアップの詳細については、「ワークフロー マークアップの使用」を参照してください。

関連項目

概念

方法 : ワークフローをコンパイルする
方法 : ワークフローをシリアル化する
ワークフロー マークアップの使用

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