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通信アクティビティの生成

ワークフロー通信アクティビティを生成するコマンド ライン ユーティリティ wca.exe を使用すれば、コンパイルされた ExternalDataExchange インターフェイスから、厳密にバインドされた通信アクティビティを生成できます。ワークフロー内で一般的な通信を処理するために HandleExternalEventActivity アクティビティと CallExternalMethodActivity アクティビティを直接使用することもできますが、ExternalDataExchange インターフェイスに厳密にバインドされた派生アクティビティを使用すれば、さらに効率的な設計が可能になります。このようなアクティビティはリフレクションを使用しないためパフォーマンスが改善され、頻繁に使用される ExternalDataExchange インターフェイスのカスタマイズが容易になります。

入力アセンブリ内の ExternalDataExchange インターフェイスの操作ごとに、wca.exe は対応するアクティビティのコードを生成します。インターフェイスのイベントは HandleExternalEventActivity の派生物となり、メソッドは CallExternalMethodActivity の派生物になります。

wca.exe ツールには、HandleExternalEventActivity サブクラス プロパティを決定するコマンド ライン パラメータ /collapseArgs および /includeSender があります。/collapseArgs パラメータを使用すると、既定の代わりに EventArgs 型の単一の E プロパティが生成されます (既定では EventArgs のそれぞれのパブリック プロパティとフィールドごとにアクティビティに関する 1 つのプロパティが生成されます)。/includeSender パラメータには、object 型のアクティビティの Sender プロパティが含まれ、これはイベント ハンドラの送信側パラメータによって設定されます。

wca.exe ツールの出力ファイルを編集せずにコンパイルすることにより、すぐに使用できる厳密にバインドされたアクティビティを作成できます。/language コマンド ライン パラメータを使って、出力ファイルを C# または Visual Basic 言語に設定できます。使用可能なオプションの一覧を確認するには、/? パラメータを指定して wca.exe を実行してください (たとえば C:\wca.exe /?)。

関連項目

参照

HandleExternalEventActivity
CallExternalMethodActivity

概念

HandleExternalEventActivity アクティビティの使用
CallExternalMethodActivity アクティビティの使用
カスタムの通信アクティビティの作成
ワークフローとアプリケーション通信

その他の技術情報

Communications Samples

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