ビジネス データ カタログ : 用語集

この用語集では、ビジネス データ カタログで一般的に使用される用語を定義しています。

用語

用語

定義

アクセス制御リスト (ACL)

ファイルおよびネットワーク リソース アクセスのためにユーザーまたはグループに付与されるアクセス許可の一覧。

関連付け

2 つの関連するエンティティ間の関連付け。エンティティ間のナビゲーションを記述します。たとえば、Customer エンティティに 0 個以上の Order エンティティがある場合、各 Order エンティティは、注文を行った顧客を表す Customer エンティティに関連付けられています。

認証

マルチユーザーまたはネットワーク オペレーティング システムで、システムがユーザーのログオン資格情報を検証するプロセス。

承認

管理者または "権限の管理" 権限を持つユーザーが Microsoft Windows ユーザーおよびグループに与える、システムおよびシステムに格納されているデータを使用するための権限。

エンティティ インスタンス

基幹業務 (LOB) アプリケーション内の customer #88697 や order #1000 などのビジネス オブジェクト。エンティティをテーブルにマップする場合は、エンティティを行と考えることができます。

エンティティ

ビジネス データ カタログ ソリューションで人、場所、または物を表すデータ オブジェクト。一般的に使用されるエンティティは、Customer、Order、Invoice などのオブジェクトです。

フロントエンド Web サーバー

Office SharePoint Server 2007 フロントエンド Web サーバー。

基幹業務 (LOB) アプリケーション

会計、サプライ チェーン マネジメント、リソース計画アプリケーションなど、企業で実行される重要なコンピュータ アプリケーション。

メタデータ

データに関するデータ。ビジネス データ カタログでは、メタデータでエンティティを記述します。つまり、インスタンス情報を取得する方法、他のエンティティとのリレーションシップ、およびエンティティに対して実行できる操作です。

メタデータ パッケージ

ビジネス データ カタログで、基幹業務 (LOB) システムのメタデータを含む XML ファイル。

メタデータ リポジトリ

1 つ以上のビジネス データ カタログ ソリューションのメタデータをホストする、Office SharePoint Server 2007 サーバー ファーム内の共有サービス プロバイダ (SSP) データベース。

選択

ユーザー インターフェイスからエンティティ インスタンスを選択するための、Office SharePoint Server 2007 のユーザー コントロール。ビジネス データ Web パーツなど、ほとんどのビジネス データ機能に選択が統合されているため、使用可能なエンティティ インスタンスを参照し、アプリケーションで必要なインスタンスを選択することができます。

スキーマ

ビジネス データ カタログで示すデータの種類を表します。たとえば、メタデータ XML のスキーマは XSD として表されます。

検索センター

ユーザーがデータを検索することができる Office SharePoint Server 2007 ユーザー インターフェイス内のページ。検索センターは、カスタマイズおよび拡張が可能なオブジェクト モデルを提供します。

共有サービス

Web アプリケーションと関連サイトの論理グループに SSP が提供するサービス。

共有サービス プロバイダ (SSP)

共有サービス プロバイダ (SSP) は、サービスとサービスデータの共通セットを、Web アプリケーションと関連サイトの論理グループに提供します。

シングル サインオン (SSO)

エンタープライズ アプリケーション統合ソリューションのエンド ユーザーに対してシングル サインオンを有効にするサービス。SSO サービスは、Microsoft Windows アカウントをバックエンド資格情報にマップします。SSO により、ユーザーは Windows ネットワークに 1 回ログオンするだけで、バックエンド システムおよびアプリケーションにアクセスできます。Microsoft シングル サインオン サービス (SSOSrv) は、アカウント名やパスワードなどの資格情報の格納およびマッピングを提供するため、ポータルベースのアプリケーションはサード パーティ システムから情報を取得できます。

XML Web サービス

インターネット上での分散コンピューティング化において基本となる構成ブロック。XML Web サービスは、標準 Web プロトコル (通常は SOAP) 経由で Web ユーザーに有益な機能を公開します。Web サービスはそのインターフェイスを詳細に記述する方法を提供するため、ユーザーはこれらのサービスと通信するクライアント アプリケーションを構築できます。この記述は、通常、Web サービス記述言語 (WSDL) ドキュメントという XML ファイルに含まれています。