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コンテンツ タイプの変更管理

読み取り専用のコンテンツ タイプを使用する方法とシールされたコンテンツ タイプを使用する方法の 2 とおりの方法で、特定のコンテンツ タイプに変更を加えられないようにすることができます。各方法には、それぞれの長所があります。

ただし、特定のサイト コンテンツ タイプに基づくコンテンツ タイプを作成できないようにすることはできません。

読み取り専用のコンテンツ タイプ

コンテンツ タイプを読み取り専用として定義することができます。コンテンツ タイプを読み取り専用にすることは、コンテンツ タイプに変更を加えてはならないというユーザーに対する警告になります。ユーザーがコンテンツ タイプに変更を加えるには、コンテンツ タイプの読み取り専用プロパティを明示的に false に設定する必要があります。

ただし、コンテンツ タイプを読み取り専用として定義すると、その親のコンテンツ タイプに変更を加えて、その変更をプッシュダウンした場合、問題が発生することを知っておく必要があります。詳細については、「子コンテンツ タイプを更新する」を参照してください。

コンテンツ タイプが読み取り専用かどうかを取得したり設定したりするには、SPContentType クラスの ReadOnly メソッドを使用します。

シールされたコンテンツ タイプ

コンテンツ タイプをより厳格に管理するには、コンテンツ タイプをシール済みとして定義します。シールされたコンテンツ タイプは、Windows SharePoint Services のユーザー インターフェイスから変更できません。オブジェクト モデルを使用してコンテンツ タイプのシールを解除するには、サイト コレクションの管理者である必要があります。

シールされたコンテンツ タイプは、プッシュダウン操作では更新されません。

コンテンツ タイプがシールされているかどうかを取得したり設定したりするには、SPContentType クラスの Sealed メソッドを使用します。このプロパティを設定するには、サイト コレクションの管理者権限が必要です。

See Also

概念

コンテンツ タイプについて

コンテンツ タイプのアクセス制御

子コンテンツ タイプを更新する

SPContentType オブジェクトの概要