Team Foundation Server のトレース設定
更新 : 2007 年 11 月
組み込みのトレース スイッチを使用すると、アプリケーションのパフォーマンスと実行に関する実行時の情報を取得できます。ここでは、Team Foundation Server に固有のトレース設定について説明します。トレースに関する一般的な情報については、「アプリケーションのトレースとインストルメント」を参照してください。
Team Foundation のトレース スイッチ
Team Foundation Server で使用できるトレース スイッチは次のとおりです。これらすべてのスイッチを有効にする方法については、「方法 : Web サービスを使用して Team Foundation Server コンポーネントのトレース機能を有効化および構成する」を参照してください。個別のスイッチを有効にするには、「方法 : Team Foundation Server コンポーネントの構成設定を変更する」の説明に従って、Team Foundation Server の web.config ファイルを編集する必要があります。
設定 |
説明 |
---|---|
API |
Web メソッドの使用状況、(呼び出し元から見た) Web サービスからの Web サービスの呼び出し、およびパブリック メソッドをトレースします。 |
Authentication |
認証との対話をトレースします。 |
Authorization |
バージョン管理のセキュリティ マネージャなど、承認に関連するコンポーネントをトレースします。 |
Database |
コンポーネントのデータベースとの対話をトレースします。 |
EqtTraceLevel |
Visual Studio Team System Development Edition ツールと Team Edition for Testers ツールのコンポーネントをトレースします。 |
traceLevel |
作業項目トラッキング コンポーネントをトレースします。 |
General |
上記のカテゴリに当てはまらない対象をトレースします。これは包括的なカテゴリです。 |
トレース スイッチの設定
各スイッチは、記録される情報の量を制御する 5 つの設定のいずれかに設定できます。詳細については、「トレース スイッチ」を参照してください。
トレース スイッチ |
ログに記録されるトレース情報 |
---|---|
0 |
オフ |
1 |
エラー |
2 |
警告 |
3 |
情報 |
4 |
詳細 |
参照
処理手順
方法 : Team Foundation Server コンポーネントの構成設定を変更する
方法 : Web サービスを使用して Team Foundation Server コンポーネントのトレース機能を有効化および構成する
方法 : Team Foundation Server コンポーネントのトレース出力ディレクトリを変更する