方法 : Reporting Services の暗号化キーをバックアップする

更新 : 2007 年 11 月

Visual Studio Team System Team Foundation Server のシングルサーバー配置の場合、SQL Server に用意されている Reporting Services 構成ツールまたは RSKEYMGMT コマンド ライン ツールを使用して、暗号化キーをバックアップできます。デュアルサーバー配置またはクラスタ配置の場合は、RSKEYMGMT を使用する必要があります。

必要なアクセス許可

この手順を実行するには、SQL Server Reporting Services のコンテンツ マネージャ ロールを持つローカルの Administrators グループのメンバであるか、[レポート サーバーのセキュリティを管理] のアクセス許可が [許可] に設定されている必要があります。詳細については、「Team Foundation Server のアクセス許可」か、Microsoft Web サイトの「レポート サーバー データベースの管理」(SQL Server 2005) または「管理 (Reporting Services)」(SQL Server 2008) を参照してください。

Reporting Services 構成ツールを使用して暗号化キーをバックアップするには

  1. SQL Server Reporting Services を実行しているサーバーで、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントします。次に、[Microsoft SQL Server] をポイントし、[構成ツール] をポイントして、[Reporting Services 構成] をクリックします。

    [レポート サーバー インスタンスの選択] ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. データ層サーバーおよびデータベース インスタンスの名前を入力し、[接続] をクリックします。

  3. 左側のナビゲーション バーで、[暗号化キー] をクリックし、[バックアップ] をクリックします。

    [暗号化キーの情報] ダイアログ ボックスが表示されます。

  4. [パスワード] ボックスにファイルのパスワードを入力します。

  5. [キー ファイル] の横の参照ボタン ([…]) をクリックします。

    [名前を付けて保存] ダイアログ ボックスが表示されます。

  6. 暗号化キーのファイル名を入力し、[OK] を 2 回クリックします。

RSKEYMGMT を使用して暗号化キーをバックアップするには

  1. コマンド プロンプト ウィンドウを開き、ディレクトリを RSKEYMGMT ツールの場所に移動します。

    既定では、このツールは次のディレクトリにあります。

    Drive:\Program Files\Microsoft SQL Server\90\Tools\Binn

    ms400729.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    管理資格情報を使ってログオンした場合であっても、Windows Server 2008 を実行中のサーバーに対してこの機能を実行するには、昇格した特権でコマンド プロンプトを開く必要があります。昇格した特権のコマンド プロンプトを開くには、[スタート] をクリックし、[コマンド プロンプト] を右クリックして、[管理者として実行] をクリックします。詳細については、Microsoft Web サイトを参照してください。

  2. -e-f、および -p の各パラメータを指定して RSKEYMGMT を使用し、暗号化キーをバックアップしてパスワードで保護します。

    たとえば、次のコマンド ラインは、キーを抽出し、C ドライブに MyRSKeyBackUp という名前のファイルを作成して、パスワードを指定します。

    **RSKEYMGMT -e -f c:/**MyRSKeyBackUp -p StrongPassword

    ms400729.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    RSKEYMGMT の詳細については、コマンド プロンプトに「RSKEYMGMT /?」と入力してください。

参照

処理手順

方法 : フェールオーバー アプリケーション層サーバーをアクティブにする

方法 : Team Foundation Server をバックアップする