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ReportViewer からのレポートの印刷

  • [アーティクル]

アプリケーション ユーザーは、ReportViewer ツール バーの印刷コマンドを実行時に使用して、[印刷] ダイアログ ボックスを開いたり、レポートを印刷レイアウトでプレビューしたり、印刷前にページ設定を構成したりできます。

印刷機能のサポートは、Web サーバー コントロールと Windows フォーム コントロールのどちらのレポートを使用しているかによって変わります。

  • ReportViewer Windows フォーム コントロールでは、クライアント オペレーティング システムの印刷機能が使用されます。 レポート ツール バーの [印刷] アイコンをクリックすると、一般的な [印刷] ダイアログ ボックスが、クライアント コンピューターで構成されているプリンターで初期設定された状態で表示されます。

  • ReportViewer Web サーバー コントロールを使用した場合、ブラウザーの印刷機能の代わりに Internet Explorer で使用できる ActiveX 印刷コントロールが提供されます。 ブラウザーの印刷機能とは異なり、この印刷コントロールを使用すると、Web ページに余分な要素、たとえば、ReportViewer インターフェイスそのものや、印刷結果に追加されるページ情報 (ページ タイトル、ページ URL、印刷日付など) を追加することなく、改ページされたレポートのすべてのページを印刷できます。

  • ReportViewer Web サーバー コントロールをクライアント レポート定義 (.rdlc) ファイルと共に使用すると、組み込みの印刷サポートが提供されません。 ブラウザーの印刷機能を使用することはできますが、レポートを PDF または Excel にエクスポートして、PDF ビューアーまたは Excel から印刷した方が優れた印刷結果が得られる場合もあります。

プログラムを使用してレポートを印刷する方法については、「チュートリアル : プレビューを使用しないローカル レポートの印刷」を参照してください。

レポートのプレビューとページ サイズの設定

Windows フォーム コントロールの ReportViewer ツール バーには、レポートを印刷レイアウトで表示し、ページ サイズを設定するためのコマンドが用意されています。 [印刷レイアウト] をクリックすると、ReportViewer ツール バーが更新され、プレビュー中に使用できるコマンドだけが表示されます。 [印刷レイアウト] は切り替えコマンドです。 このボタンをクリックすると、印刷レイアウト モードと対話モードを切り替えることができます。 [ページ サイズ] をクリックすると、印刷出力のみに使用されるページの寸法を指定できます。 ページの寸法は、レポート定義の値で初期設定されますが、この値はオーバーライドできます。 寸法の値をレポートと共に保存することはできません。

Web サーバー コントロールでも、これと同じプレビュー機能とページ サイズ機能がサポートされていますが、ツール バー上の別々のコマンドとしてではなく印刷コントロールとして提供されています。 印刷レイアウトを表示するには、ReportViewer ツール バーの [印刷] をクリックし、[印刷] ダイアログ ボックスの [プレビュー] をクリックします。 その後、[余白] ボタンをクリックしてページ サイズを制御することができます。

ReportViewer Web サーバー コントロールを使用したサーバー レポート用の印刷コントロールの構成

ReportViewer Web サーバー コントロールには ActiveX の印刷コントロールが使用されます。 このコントロールは、ReportViewer ツール バーの [印刷] ボタンが初めてクリックされたときに自動的にダウンロードされ、クライアント コンピューターにインストールされます。 ユーザーがこのコントロールをインストールしなかった場合、[印刷] ボタンは使用できません。 コントロールをインストールして初めて、ユーザーは印刷コントロールを使用して、ReportViewer Web サーバー コントロールでレポートを印刷することができます。

ブラウザー設定によっては、ユーザーがブラウザー構成で ActiveX コントロールのダウンロードを有効にすることが必要な場合があります。 Internet Explorer で ActiveX コントロールのダウンロードを有効にするように構成するには、次の手順を実行します。

  1. Microsoft Internet Explorer の [ツール] メニューで [インターネット オプション] をクリックし、[セキュリティ] タブをクリックします。

  2. 適切な Web コンテンツ ゾーン (制限付きサイトなど) を選択し、[サイト] をクリックします。

  3. ReportViewer コントロールが含まれている Web アプリケーションの URL を入力します。

  4. [追加] をクリックし、[OK] をクリックします。

  5. 対応する Web コンテンツ ゾーンの [レベルのカスタマイズ] をクリックします。 [ActiveX コントロールとプラグイン] ノードまでスクロールします。

  6. [署名済み ActiveX コントロールのダウンロード] の [ダイアログを表示する] チェック ボックスをオンにして、[OK] をクリックします。

参照

概念

ReportViewer ツール バーの構成と使用