[データベース] ページ (プロジェクト デザイナ)
更新 : 2007 年 11 月
このページは、SQL Server プロジェクトだけに当てはまります。
このページを表示するには、ソリューション エクスプローラの SQL Server プロジェクト ノードを選択した状態で、[プロジェクト] メニューの [プロパティ] を選択します。プロジェクト デザイナが表示されたら、[データベース] タブをクリックします。
[接続文字列]
接続文字列を入力します。この操作を行うには、[参照] ボタンをクリックし、[新しいデータベース参照] ダイアログ ボックスを使用してデータ ソース接続を選択します。詳細については、「接続の追加/変更 (Microsoft SQL Server)」を参照してください。[アクセス許可のレベル]
ドロップダウン リストからアクセス許可レベルを選択し、Microsoft SQL Server からアクセスしたときにアセンブリに与えられるコード アクセス許可セットを指定します。選択できる値は、[セーフ]、[外部]、または [アンセーフ] です。これらの値は、SQL Server アクセス許可セットの SAFE、EXTERNAL_ACCESS、および UNSAFE にそれぞれ対応しています。既定値は [セーフ] です。この設定は、SQL Server CREATE ASSEMBLY コマンドの PERMISSION_SET 引数に対応しています。詳細については、「Create Assembly (Transact-SQL)」を参照してください。
また、このトピックで後述する「SQL Server アクセス許可セット」の表も参照してください。
[アセンブリ所有者]
このテキスト ボックスには、アセンブリの所有者としてユーザーまたはロールの名前を指定します。この値に現在のユーザーがメンバとして含まれているロールの名前を指定するか、現在のユーザーに IMPERSONATE アクセス許可を指定する必要があります。[アセンブリ所有者] を指定しない場合、所有権は現在のユーザーに与えられます。この設定は、SQL Server CREATE ASSEMBLY コマンドの AUTHORIZATION owner_name 引数に相当します。詳細については、「Create Assembly (Transact-SQL)」を参照してください。
SQL Server アクセス許可セット
次の表では、[データベース] ページの各アクセス許可レベルで指定されたアクセス許可セットについて説明します。アクセス許可セットは、SQL Server からアクセスするときにアセンブリに与えられるコード アクセス許可のセットです。
アクセス許可セット |
SAFE |
EXTERNAL_ACCESS |
UNSAFE |
|---|---|---|---|
コード アクセス セキュリティ |
実行のみ |
実行 + 外部リソースへのアクセス |
制限なし |
プログラミング モデルの制限 |
可 |
可 |
制限なし |
検証可能性の要求 |
可 |
可 |
不可 |
ネイティブ コードの呼び出し |
不可 |
不可 |
可 |
SAFE (既定) は、最も制限が厳しいアクセス許可セットです。SAFE アクセス許可を持つアセンブリで実行されるコードは、ファイル、ネットワーク、環境変数、レジストリなどの外部システム リソースにはアクセスできません。
EXTERNAL_ACCESS の場合は、アセンブリからファイル、ネットワーク、環境変数、レジストリなどの特定の外部システム リソースにアクセスできます。
UNSAFE の場合は、SQL Server インスタンスの内部および外部に関係なく、アセンブリは、無制限にリソースにアクセスできます。UNSAFE アセンブリ内から実行しているコードでは、アンマネージ コードを呼び出すことができます。
これらの設定の詳細については、「Create Assembly (Transact-SQL)」の PERMISSION_SET 引数に関するトピックおよび「SQL Server プログラミングとホスト保護属性」の「SQL Server アクセス許可セット」を参照してください。
参照
処理手順
方法 : SQL Server のプロジェクト項目を SQL Server に配置する
方法 : サーバー エクスプローラからデータベースに接続する
概念
参照
接続の追加/変更 (Microsoft SQL Server)
その他の技術情報
マネージ コードでの SQL Server 2005 オブジェクトの作成