ユニット テストと C++

単体テストを実行することにより、C++ マネージ コード内にあるクラスのメソッドに論理エラーがないかをすばやく確認できます。 単体テストは、1 回作成するだけでよく、バグが追加されていないことを確認するために、ソース コードが変更されるたびに実行できます。 このトピックで説明する詳細に従うと、Visual C++ マネージ コードで単体テストを使用できます。 Visual C# と Visual Basic でも、単体テストを使用できます。 詳細については、「方法: 単体テストを作成して実行する」を参照してください。

C++ コードのテスト方法の判断

C++ プロジェクトの種類

テスト メソッド

単体テストのサポート

アンマネージ DLL

EXE

  • C++ テスト プロジェクトを作成し、/clr に変更し、通常の C++ の方法でテスト対象コードを呼び出します。

  • Visual Basic、C#、または C++ テスト プロジェクトを作成し、Interop [DllImport] を使用します。

COM オブジェクト

  • COM 参照を使用し、これを COM の方法で呼び出します。

マネージ

/clr または /clr:pure

マネージ

/clr:safe

  • 単体テスト

追加情報

  • テスト プロジェクトに、C++ アンマネージ コードを使用する単体テストを作成することはできません。

    /clr: オプションに関するその他の注意事項を以下に示します。

    • コードの生成によって、Visual C++ テスト プロジェクトのあらゆる種類 (混合、安全、および純粋) で単体テストを作成できます。 作成される既定のプロジェクトの種類は、/clr:safe プロジェクトです。 プロジェクトを /clr または /clr:pure に変更する場合、常に Visual C++ コンパイラ オプションを使用して、それを行います。 詳細については、「/clr (共通言語ランタイムのコンパイル)」を参照してください。

    • 実行コードが Visual C++ で記述されている場合、製品で /clr:safe コンパイラ オプションを使用する場合のみ単体テストを生成できます。

    • /clr:safe (既定) および /clr:pure では、アンマネージ コードへの呼び出しを許可されません。

    • アンマネージ コードを呼び出す必要がある場合、/clr を使用します。

参照

参照

コンパイラ オプション

概念

既存コードに対する単体テストの作成と実行

ジェネリック メソッドの単体テスト