TableAdapter での NULL 値の使用

現在の値を持っていないレコードを照会する場合は、TableAdapter のパラメーターに NULL 値を代入できます。 たとえば、WHERE 句に ShippedDate パラメーターを含む次のようなクエリがあるとします。

SELECT CustomerID, OrderDate, ShippedDate

FROM Orders

WHERE (ShippedDate = @ShippedDate) OR

(ShippedDate IS NULL)

これが TableAdapter に対するクエリの場合、次のコードによって、出荷されていないすべての注文を照会できます。

OrdersTableAdapter.FillByShippedDate(NorthwindDataSet.Orders, Nothing)
ordersTableAdapter.FillByShippedDate(northwindDataSet.Orders, null);

AllowDbNull プロパティの設定

クエリが NULL 値を受け取るようにするには

  1. データセット デザイナーで、NULL パラメーター値を受け取る必要がある TableAdapter クエリを選択します。

  2. [プロパティ] ウィンドウで [パラメーター] を選択し、省略記号 () をクリックしてパラメーター コレクション エディターを開きます。

  3. NULL 値を受け取るパラメーターを選択し、AllowDbNull プロパティを true に設定します。

参照

処理手順

方法 : TableAdapter を作成する

方法 : TableAdapter クエリを作成する

チュートリアル : 複数のクエリによる TableAdapter の作成

概念

TableAdapter の概要

アプリケーションでデータを受け取る準備

アプリケーションへのデータのフェッチ

Visual Studio でのデータへのコントロールのバインド

アプリケーションでのデータ編集

データの検証

データの保存

その他の技術情報

Visual Studio でのデータへの接続