方法: Test.sql スクリプトを編集して SQL Server 共通言語ランタイム統合機能を使用するオブジェクトを実行する
Test.sql ファイルには、SQL Server プロジェクトでデータベース オブジェクトをテストするために必要なアクションを実行する Transact-SQL ステートメントを追加します。
たとえば、SQL Server 共通言語ランタイム (SQL CLR) データベース プロジェクトにストアド プロシージャが含まれる場合、Test.sql スクリプトにストアド プロシージャを実行する Transact-SQL 行を追加します。 ストアド プロシージャが出力を提供しない場合は、ストアド プロシージャが期待どおりに実行されていることを確認するために、プロシージャが操作するデータを返す Transact-SQL ステートメントを追加することもできます。 同様に、トリガーをテストする場合は、行の挿入または削除などのトリガーが実行するアクションを実行するステートメントを Test.sql ファイルに含めます。
Test.sql スクリプトの結果は、Visual Studio の Database オプションの下の [出力] ウィンドウに表示されるので、データベース オブジェクトが正しく動作しているかどうかを確認できます。
SQL Server プロジェクトの Test.sql ファイルを編集するには
[表示] メニューの [ソリューション エクスプローラー] をクリックしてソリューション エクスプローラーを開きます。
[Test Scripts] フォルダーを展開します。
Test.sql ファイルをダブルクリックして Transact-SQL エディターで開きます。 複数のテスト スクリプトがある場合、開くテスト スクリプトをダブルクリックします。 既定のデバッグ スクリプトを指定する方法の詳細については、このトピックの 2 番目の手順を参照してください。
プロジェクトのデータベース オブジェクトの機能を確認するための結果を提供する Transact-SQL ステートメントを追加します。 SQL CLR データベース プロジェクトの特定の項目に応じて Test.sql スクリプトを作成する方法の詳細については、次のページを参照してください。
ストアド プロシージャについては、「方法: 共通言語ランタイム統合機能を使用して SQL Server ストアド プロシージャを作成および実行する」を参照してください。
トリガーについては、「方法: 共通言語ランタイム統合機能を使用して SQL Server のトリガーを作成および実行する」を参照してください。
ユーザー定義関数については、「方法: 共通言語ランタイム統合機能を使用して SQL Server のユーザー定義関数を作成および実行する」を参照してください。
ユーザー定義型については、「方法: 共通言語ランタイム統合機能を使用して SQL Server のユーザー定義型を作成および実行する」を参照してください。
集約については、「方法: 共通言語ランタイム統合機能を使用して SQL Server の集計を作成および実行する」を参照してください。
既定のデバッグ スクリプトを指定するには
ソリューション エクスプローラーで、構成するプロジェクトの [テスト スクリプト] フォルダーを展開します。
既定のデバッグ スクリプトとして使用するスクリプトを右クリックし、[既定のデバッグ スクリプトの設定] をクリックします。
参照
処理手順
チュートリアル : マネージ コードでのストアド プロシージャの作成
概念
マネージ コードを使用したデータベース オブジェクトの作成の利点