Windows フォーム コントロールのマルチスレッド処理

更新 : 2007 年 11 月

多くのアプリケーションでは、時間がかかる操作を別スレッドで実行することにより、ユーザー インターフェイス (UI) の反応を良くすることができます。Windows フォーム コントロールでマルチスレッド処理を行うための手段はいくつか用意されています。たとえば、System.Threading 名前空間、Control.BeginInvoke メソッド、および BackgroundWorker コンポーネントです。

メモ :
BackgroundWorker コンポーネントは、System.Threading 名前空間および Control.BeginInvoke メソッドに代わるもので、また機能が追加されています。ただし、この名前空間とメソッドは、下位互換性を保つ目的、および必要に応じて将来使用する目的から、そのまま残されています。詳細については、「BackgroundWorker コンポーネントの概要」を参照してください。

このセクションの内容

• 方法 : Windows フォーム コントロールのスレッド セーフな呼び出しを行う
  Windows フォーム コントロールのスレッド セーフな呼び出しを行う方法を示します。

• 方法 : バックグラウンド スレッドを使用してファイルを検索する
  System.Threading 名前空間および BeginInvoke メソッドを使用して、ファイルを非同期で検索する方法を示します。

参照

• BackgroundWorker
  非同期の操作用のワーカー スレッドをカプセル化するコンポーネントについて説明されています。

• LoadAsync
  サウンドを非同期で読み込む方法について説明されています。

• LoadAsync
  イメージを非同期で読み込む方法について説明されています。

関連するセクション

• 方法 : バックグラウンドで操作を実行する
  時間がかかる操作を BackgroundWorker コンポーネントで実行する方法を示します。

• BackgroundWorker コンポーネントの概要
  BackgroundWorker コンポーネントを使用して非同期の操作を実行する方法を説明するトピックを示します。