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チュートリアル:CrystalReportViewer コントロールのカスタマイズ

概要

このチュートリアルでは、CrystalReportViewer コントロールの外観を、その基になるクラスのプロパティを使用してカスタマイズする方法を学習します。

また、ページ選択、拡大、検索、および出力のためのメソッドの使用方法も学習します。

まず、CrystalReportViewer ツールバーをカスタマイズする方法を学習します。ツールバーで利用できるプロパティを保持する ListBox が必要です。ListBox コントロールから選択したプロパティだけが CrystalReportViewer ツールバーに表示されます。

次に、レポートのエレメントを保存するための 2 つ目の ListBox を追加します。Web サイトの場合は、すべてのレポート ページを 1 ページに表示するか、ページを分割して表示するかを選択できます。

DropDownList コントロールから背景色をカスタマイズする方法を学習します。

次に、表示するレポート ページを選択する方法を学習します。ページ番号を入力する TextBox コントロール、および選択したページにレポートを再ロードするための Button コントロールが必要です。また、拡大率の変更とレポート内でのテキスト検索を行う TextBox コントロールおよび Button コントロールも必要です。

Web サイトの場合は、Windows プロジェクトでは利用できない CrystalReportViewer コントロールのプロパティにアクセスできます。1 つは出力モードを選択するためのプロパティで、もう 1 つは境界線の幅、スタイル、および色を変更するプロパティです。

サンプル コード

このチュートリアルは、プロジェクトの完全バージョンを示す Visual Basic および C# のサンプル コードと共に提供されます。このチュートリアルの手順に従って新しいプロジェクトを作成するか、またはサンプル コード プロジェクトを開いて完全バージョンを使用します。

サンプル コードは言語とプロジェクト タイプに分類され、フォルダに格納されています。各サンプル コード バージョンのフォルダ名は次のとおりです。

  • C# Web サイト:CS_Web_CRVObjMod_CustomizeViewer
  • C# Windows プロジェクト:CS_Win_CRVObjMod_CustomizeViewer
  • Visual Basic Web サイト:VB_Web_CRVObjMod_CustomizeViewer
  • Visual Basic Windows プロジェクト:VB_Win_CRVObjMod_CustomizeViewer

これらのサンプルが格納されたフォルダを探すには、「チュートリアルのサンプル コード」を参照してください。

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