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型の対象除外

ms227264.ce(ja-jp,VS.90).jpgms227264.pro(ja-jp,VS.90).jpg このオプションは、名前または属性指定子によって型を対象から除外します。型名の指定には正規表現を使用できます。

型名は完全修飾名である必要があります。

内側の (入れ子になっている) クラスは、外側と内側のクラスの間に '/' を区切り文字として使用して指定します。たとえば、次のようになります。

<type name="Library.Class1/NestedClass"/>

属性指定子の選択や選択解除には、"speclist" 属性を使用します。"speclist" 属性は、型の有効な属性指定子をカンマで区切って指定します。利用可能な値は以下のとおりです。

abstract
interface
nestedassembly
nestedfamily
nestedfamorassem
nestedprivate
nestedpublic
notpublic
public
sealed
serializable
enum

属性指定子の前に '-' を付けると、規則の意味が反転します (すなわち、指定した属性を持たないすべてのクラスを対象から除外します)。'+' を指定することもできますが、必要ありません。このリストに暗黙に適用される規則は、論理的に AND で結合されます (すなわち対象から除外する型のセットは、各規則に一致するすべての型の共通部分となります)。たとえば、次の規則は、public 型かつ sealed 型のものを対象から除外します。

<type name=".*" speclist="+public,+sealed" regex="true"/>

<type> 要素を使用して型を選択し、選択した型内からフィールドとメソッドを除外する規則を指定することもできます。その結果、メンバ名を保持したまま型名を変更できます。これを実行するには、省略可能な "excludetype" 属性を使用します。"excludetype" の指定がない場合、既定値は "true" であり、その型名が対象から除外されます。

<type name="MyCo.Test.MyOtherTest" excludetype="false">
<!-- ここで指定したメソッドとフィールドは除外されます -->
 ...
</type>

<type> 要素がその内部に入れ子になったフィールド要素やメソッド要素を含んでいない場合、除外対象として選択されるメソッドやフィールドはありません。その結果、型名を保持したままメンバ名を変更できます。

対象から除外する型のプロパティ名およびイベント名も保持されます。(型が対象から除外されておらず、ライブラリ オプションが設定されていない場合、Dotfuscator はプロパティ名とイベント名を削除することに注意してください。)

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