不要コードの除去

ms227244.pro(ja-jp,VS.90).jpg Dotfuscator Professional Edition には、アプリケーションを静的に分析して、実際には使用されていない部分を判別する機能があります。この機能は、使用されていない型、メソッド、およびフィールドの検索機能を含んでいます。この機能は、アプリケーションのサイズが問題となる場合、特に再利用可能なコンポーネントからアプリケーションをビルドしているような場合には非常に有益です。通常そのようなアプリケーションでは、すべての型やメソッドおよびフィールドが使用されるわけではありません。Dotfuscator は、指定したアプリケーションで必要な構成要素を厳密に抽出して、アプリケーションを可能な限り小さくします。

静的分析ではコード全体を調べ、"トリガ" と呼ばれる一連のメソッドから分析を開始します。トリガは、アプリケーションのエントリ ポイントです。通常、外部アプリケーションによって呼び出されることが予期されるメソッドは、トリガとして定義されている必要があります。たとえば、単純なスタンドアロン アプリケーションでは、"Main" メソッドがトリガとして定義されます。1 つのアセンブリに複数のトリガを定義することができます。

Dotfuscator は、各トリガ メソッドのコード全体を調べ、使用されているフィールド、メソッド、型を記録します。その後、呼び出されているメソッドを同様の方法で分析します。この処理は、呼び出されているメソッドがすべて分析されるまで続けられます。この処理が終了した時点で、アプリケーションの実行に最低限必要な型とそのメンバのセットを判別できます。出力アセンブリには、これらの型だけが含まれます。

詳細については、「online user's guide」を参照してください。

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