• [アーティクル]

手動による SQL Server の起動

次の方法を使用して、Microsoft SQL Server または SQL Server エージェントのインスタンスを手動で起動できます。

方法

説明

SQL Server 構成マネージャ

SQL Server のローカル インスタンスまたは SQL Server エージェント サービスを開始、一時停止、再開、および停止します。

コマンド プロンプト

net start コマンドを使用するか sqlservr.exe を実行して、コマンド プロンプトから SQL Server のインスタンスまたは SQL Server エージェント サービスを開始します。

SQL Server のトラブルシューティングを行うためだけにコマンド プロンプトから SQL Server を起動するには、sqlservr.exe を使用します。(SQL Server 構成マネージャとは無関係に) sqlservr.exe を使用してコマンド プロンプトから SQL Server のインスタンスを起動する前に、次のことを考慮してください。

  • SQL Server は、セットアップ中に SQL Server を実行するために割り当てたアカウントのセキュリティ コンテキストではなく、ユーザーのセキュリティ コンテキストで実行されます。

  • すべてのシステム メッセージは、SQL Server のインスタンスの起動に使用したウィンドウに表示されます。

  • SQL Server Management Studio、SQL Server 構成マネージャ、コントロール パネルの [サービス] アプリケーション、または任意の net コマンド (net start、net pause、net continue、net stop など) を使用して、SQL Server のインスタンスを Microsoft Windows サービスとして一時停止、停止、または再開することはできません。

  • Windows からログオフする前に、SQL Server のインスタンスをシャットダウンする必要があります。

  • 手動で入力したすべてのコマンド プロンプト オプションは、SQL Server セットアップによって Windows レジストリに書き込まれた既定のコマンド プロンプト オプションよりも優先されます。

  • コマンド プロンプト ウィンドウを最小化すると、Windows によって SQL Server のほぼすべてのリソースが削除されます。SQL Server は最小化されたコマンド プロンプト ウィンドウから実行するようにデザインされてはいないので、これは通常の動作です。

  • SQL Server 構成マネージャおよび SQL Server Management Studio には、サービスが停止中として表示されます。